【溢乳(いつ乳)と嘔吐(吐乳)の違い】赤ちゃんのげっぷの気になる疑問


My Baby Roku / Imahinasyon Photography

産後間もない赤ちゃんは、ミルクをはき戻すことがよくありますね。

単純ないつ乳(ミルクの吐き戻し)なのか、どこか悪くて嘔吐するのかその違いが知りたいと思うママさんはいませんか。

また赤ちゃんがあまりにも頻繁に吐くと大丈夫なのか気になりますね。そこで

溢乳(いつ乳)と嘔吐(吐乳)の違いを考えてみましょう

溢乳(いつ乳)とは?

溢乳(いつ乳)=お口からタラ~と垂れる吐き戻し

溢乳は、多くの赤ちゃんに見られる現象で、母乳やミルクを飲んで少ししてから、吐き戻すことが多いです。

赤ちゃんの胃は縦長でとっくり型をしています。大人のように袋状にはっていません。そのため

ちょっとの動きやげっぷでミルクをはき戻しやすいのです。

少量で口からタラ~と垂れる程度になります。

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http://seikaido.sblo.jp/article/43885132.html より

上記のように、赤ちゃん時期は、胃の形が、とっくりにような筒状になっていいます。見ての通り、ちょっとした体の動きで戻しやすくなるのです。

大人になるにつれて、袋のような形になり、逆流しにくくなっていきます。

管理人の子供たちも、よく吐いていましたね。授乳して横にして、時間がたって縦抱きにしたらだらっと吐いて・・というのがよくありました。そして、けっこう臭いんですよね汗。

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いつまで溢乳は続く?

個人差がありますが、

1歳近くになればほとんどの赤ちゃんで、溢乳は収まってくるでしょう。

ハイハイの時期や腹這いの時期は、逆流しやすく、いつ乳しやすい傾向があります。

溢乳の量が多いと思う場合

口からタラ~と垂れる感じでなく、けっこう吐く量が多いと判断すると心配になりますね。多くの場合

飲みすぎ

ということが考えられます。

体重が増えていて、始終ミルクを欲しがることはないのであれば大丈夫でしょう。では次に吐乳についてみてみましょう。

吐乳(嘔吐)とは

いっぽう吐乳(嘔吐)は、先ほどの溢乳とはまったく違い、何らかの炎症や病気が隠れています。

吐乳(嘔吐)=噴水のように勢いよく大量に吐く状態

実際に長男は嘔吐下痢症のとき、

下から上に向かって弧を描くように勢いよく嘔吐していました。

かなり焦りましたが・・。飲んだ分すべて吐くので量も多いです。まさに、マーライオンのような感じです。

嘔吐の場合、何らかの病気や炎症によるものですので、溢乳=普通の吐き戻しとの区別はつくでしょう。ただ、

ひんぱんに、あまりにも大量に吐く場合は、肥厚性幽門狭窄症の疑いもあります。

赤ちゃんの筋肥厚性幽門狭窄症とは?

Chronic drinker / Micah Sittig

肥厚性幽門狭窄症=胃の出口がふさがれるようになり、十二指腸までミルクがいかないで胃に停滞してしまう病気

です。

発症率=1500~2000人に1人の割合(男の子に多い)

です。症状としては、

  • 吐く頻度がどんどん増えて体重がまったく増えない
  • クジラの潮吹きのように、鼻や口から天井に向かって細く勢いよく吹き上げる
  • 1日中ミルクを欲しがる
  • 脱水症状を起こしぐったりする

といった症状になります。ちょっと多めに吐いたと思っても上記のような状態でなければ大丈夫です。

実際に赤ちゃんが飲みすぎると、それなりの量をはき戻すことがあり、ママは心配になりますが、

  • 体重が増えている
  • ご機嫌の時間帯がある
  • 始終ミルクを欲しがらない

であれば大丈夫です。

幽門狭窄症であっても体重が増加していれば、あまり深刻なものではないのです。投薬と簡単な手術で治ります。

もちろん、ちょっとでも気になるようでしたら、専門医に診てもらうと安心です。また、幽門狭窄症ではなく、胃腸炎などのウィルスが原因で吐乳(嘔吐)することもあります。

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終わりに

赤ちゃんの気になるミルクの吐き戻しの溢乳と嘔吐(吐乳)の違いでした。赤ちゃんがどれだけ飲めば満腹になるのかわからないので、親としては手探り状態で心配になりますね。

吐き戻しの回数が多かったり、量があると気になるでしょう。ご機嫌であったり体重が増えているのであれば、多くの場合単なる溢乳が多いので様子をみましょう。