裏起毛の子供服はあえて必要ない【3つのデメリット】

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「子供服に裏起毛は必要?」

冬場に子供に着せる服に悩むママさんやパパさんもいることでしょう。

 

自身が寒がりだと、子供にも・・と思い、寒い季節に裏起毛の服を用意したいと考えている人も少なくありません。

 

ただ、

普段着としてなら子供に裏起毛の服は必要ないと考察しています。

暖かいという利点はたしかにありますが、デメリットもありますので詳しく説明しましょう。

子供服に裏起毛は必要?!

結論から言って、

あえて子供に裏起毛は必要ないと管理人は考えます。

外での移動が長い日や寒い場所に行くなど特別なことがない限り、未就園児も園児も普段着として、裏起毛でなくてもよいです。

 

そこで、そもそも裏起毛とはどういうものか確認しましょう。

裏起毛とは

裏起毛とは、裏毛の表面を特殊な加工で毛羽立たせたもの。
繊維が毛羽立つ事により生地のボリュームが増し、空気を多く含む事が出来るため保温性が高くなります。https://tplant848.com/word/%E8%A3%8F%E8%B5%B7%E6%AF%9B、

わざと素材を毛羽立つようにして作って、保温性を高めるというメリットがあります。

 

たしかにモコモコ&フワフワして暖かいという効果はあるのは実感しますね。ただ、その反面以下のようなデメリットがあります。

 

 

裏起毛の3つのデメリット

1、熱放射率が低い

簡単に言うと

熱がこもりやすく、蒸れやすいという特徴があります。

とくに肌がデリケートなお子さんの場合注意が必要です。汗をかくと発散されにくく、不快感を感じやすいのです。

 

 

2、静電気が起きやすい

摩擦によって起こりやすいのが静電気です。裏起毛はポリエステルなどの化学繊維が含まれていますし、モコモコの性質上、

摩擦が起こりやすくパチッとしやすいという特徴があります。

場合によっては、

静電気でハウスダストを引きつけやすい

こんな恐れもがあります。衛生的に見てもよろしくないですね。

 

 

3、動きにくい

裏起毛は、わざとボリュームを増やしてもこもこにさせています。当然運動しにくいというデメリットもあるのです。

 

体を動かすことが多い保育園や幼稚園では、安全の面でも禁止にしているところも少なくありません。

 

 

小児科医のお言葉

長男が未就園児のときに、お世話になっていた小児科の先生曰く

子供は代謝が良いし、よく動くので裏起毛は必要ない

というようなことを言っていました。

 

同様に最近流行りのヒートテックなんかも、子供のうちは体温調整できる体作りの妨げになるから、着せなくてもよいというようなことを伝えていました。

 

裏起毛やヒートテックは成人向きといえます。

 

実際に長男はじめ下の子供たちも、冬でも早い時期から裏起毛ではなく、普通の綿パンをはかせていました。

 

それに慣れたのか裏起毛やフリースを暑いと言って嫌がります。ジジ&ババは着せたがったり買ってくれましたが・・汗

 

今現在も、子供たちはとくに風邪ひきやすいということもありません。胃腸系の風邪やインフルなどはやりますが、しょっちゅうということもなく・・

普通に健康という感じです。

 

 

寒いと感じるときのおすすめの対策


子供服 / yosshi

幼稚園や保育園などの室内では、裏起毛の服でなくてOKです。冬でも

下着+トレーナーやカットソー+ズボン

こんな感じで子供はよいのですね。

 

ただ、園から家に帰るまでや行くまでが心配という親御さんも多いでしょう。

 

親が冷え性だと余計気になってしまいますね。よくわかります。

 

また、児童館や子育て支援センターなどでも、場所によって室温が低いと感じるときもありますね。

 

ちょっと寒いと思うときは、子供に以下の方法を試しましょう。

  • ベストを着せる
  • 首や足首を保護する
  • 子供(3歳くらいから)に聞く
  • 薄着で重ね着させる

このような対策をするとよいです。直接肌に触れるものを調整するのではなく、着脱しやすい防寒対策が好ましいですね。

 

首の後ろや足首には太い血管が通っているので、そこだけ温めるだけで全身が温まります。

外出するときはジャンバー+ネックウォーマー+手袋+ブーツのようなものをはかせるだけでだいぶ暖かくなるはずです。

 

また寒いと感じる児童館や支援センターなどでは、動きやすいベストのようなものを着せましょう。

 

また子供に寒くない?と聞くというのもよいです。3歳ほどになると、自分で言えるようになります。

 

何も言わなくても、ベストを着せても嫌がって脱ぐなら、暑いのかもしれません。

 

さらに、

薄手の服を重ね着させると、服と服の間に空気の層が作られて厚手1枚より暖かく感じる

裏起毛の厚手の服1枚よりも、下着二枚にしたり、長袖ロンT+半袖という重ね着のほうが良いということです。

 

※体にぴったりしすぎないで、適度にゆとりがある服を重ね着することで空気の層ができて暖かくなります。

 

だからといって何枚も何枚も重ね着させても、保温効果が高まるわけではありません。

 

以前所さんの目がテンとうというTVでやっていました。3枚程度で十分効果的ないでしょうか。

 

 

裏起毛の服しか売っていない!

ただ、いざ裏起毛でない普通の服を買おうと思って、安めの子供服屋さんに行くと、

「裏起毛の服しかないんだけど・・」

というケースも少なくないですよね。

 

実際に西松屋にバーゲン時期よりも少し前でも、特にパンツ類が裏起毛しかなく、普通のものが品薄と感じるときがあります。

 

これは、裏起毛が売れ残りがちということなのです。買っていない人が多いと考えられます。

 

裏起毛でなく普通の子供服を用意したいなら、早めに買っておくとよいかもしれません。

 

イオンには、オーガニックコットンのものが売られています。100㎝までですが、手ごろな値段でコットンパンツを扱っていますのでチェックしてください。

 

西松屋なら、ストレッチパンツがほぼ綿でできているのでお勧めです。やはりコスパはよいですね。>>《西松屋ストレッチパンツ買った!》ガチな口コミだよ~

 

 

終わりに

裏起毛の服は子供には特に必要ないと考えています。長時間外にいるようなイベントや寒い場所に行くなど特別なときは、裏起毛でもよいかもしれませんね。

 

子供の裏起毛の服って巷にはけっこうあふれていますね。安い生地だからなのかな・・と思います。

 

幼稚園や保育園で禁止されているところもありますので、小さいうちから薄着にして体温調整のできる体作りを目指すのがよいのではないでしょうか。

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