「小学校高学年向けの爆笑系読み聞かせ絵本は?!」
高学年(とくに5~6年)ともなると、反応もクールになってきます。
どう選んでいいかわからない!そんな気持ちになる方もいることでしょう。また、そろそろネタがつきた!なんてケースも。
勉強や習い事で日々多忙な小学生ですので、たまにはお笑い系や怖い話なんかもおすすめです。
そこで高学年向けの読み聞かせ絵本面白系&プチ怖い系オススメそれぞれ3選を紹介しましょう。
高学年の読み聞かせ~爆笑系絵本3選
①「3びきのかわいいオオカミ」
有名な3びきのこぶたの話のパロディ版になっています。家の破壊の仕方が現代風でちょっぴり過激で、高学年にけっこうウケます。
挿絵が可愛くてハッピーエンドな展開になっていますのでとてもおすすめです。
②『給食番長』
よしながこうたくさんの絵本ですが、なんといってもインパクトのある絵!興味津々になる子供たちも多いです。
全体的にはギャグなんだけど、きちっと食育になる内容も含まれていてでも堅苦しくない・・これが良い点です。
爆笑を誘って男子にウケがよい印象です。登場する番長のキャラも濃く、絵もカワイイです♪
ほかにも
『あいさつ団長』
『飼育係長』
などシリーズがありますがどれも笑えます。以下の動画を参考にしてください。
③「ものぐさトミー」
トミー・ナマケンボという名の少年の家はなんでも電気で動くので、歯磨きや着替えや食事など、すべて動かないでできてしまうのですが・・。
外国の絵本ならではの、子供の独特の表情がとても面白いし笑えます。最後のページの文字もなんとなく怖いような・・シュールな笑いを引き起こす絵本。
ものぐさトミーもぜひ候補に入れてくださいね。
高学年の読み聞かせ~プチ怖い系絵本3選
①「しにがみさん」
お金がなくて困っている父親を死神が助けるのですが・・。欲にくらんだ父親の最後の瞬間がなんともシュールです。
コツはクールに読むこと。
ぐいぐいと話に引き込まれます。木版画のさし絵が、内容と非常にマッチして独特の雰囲気を彩ってくれます。
最後のくしゃみのオチが秀逸です。ちょぴり恐いけど面白い高学年向けの絵本でした。
②「ひとりでいらっしゃい」
絵本ではありませんが、男の子が、大学の怪談サークルに飛び入りで参加して話をひとつづつ聞くというお話です。
短編が9つあるので、選んで読んでもよいと思います。なんとなくたんたんとして怖いお話です。
上記のお笑い系の絵本のあとのクッション役として読んでもよいですね。
③ゼラルダと人喰い鬼
こちらもほどよく怖いお話です。高学年くらいなら楽しく読み聞かせができると思います。
ロマンスもありながら最終的には
めでたしめでたし・・となるかと思いきや最後のページに仕掛けがあったりして。
絵もけっこう恐かったりするのですが、恐いけど好きという子供にはけっこうインパクトがあり心に残る話になるでしょう。
終わりに
小学校高学年向けの読み聞かせ絵本でした。ほどよく怖い系はけっこう人気だったりします。また、とことん面白く笑えるものを選んでもよいと思います。
爆笑系と恐い系2冊を読むというのもメリハリがあってよいですね。ぜひ参考にしてください。