「2歳をすぎてからのおすすめのジュニアシートは?」
「2歳でのジュニアシートは違反なの?」
下の子が生まれたり、乗せにくくなると感じて、今のベビーシートを新しくしたいと思っているママさんもいることでしょう。
ただジュニアシートは値段もまちまちですし、形も背もたれなしや背もたれつき、リクライニング機能つきなどいろいろあるので迷いますね。
そこで2歳のジュニアシートのおすすめと違反や義務などの疑問について説明しましょう。
※2歳からのジュニアシートのおすすめは?
最近は1歳から乗せることができるチャイルドシートとの兼用ジュニアシートが販売されています。例えば
- レカロ スタートジェイワン
- FUN+FIT フィットロングデラックス
などが売られています。こちらだと長い期間乗れることができますのでとても人気です。
上記はレカロのスタートジェイワンとなっていますが、1歳から12歳までと幅広く使えるのが魅力で大変人気です。
また兼用タイプは11~12歳ころになると、背もたれを後から外すこともできます。
- 対象月齢・・9ヶ月~12歳頃
- 対象体重・・9kg以上36Kg以下
販売されている兼用ジュニアシートは、だいたい上記の対象にとなっていますので確認しましょう。
※2歳で「背もたれなし」のジュニアシートは違反なの?!
なかには2歳で背もたれなしのシートに乗せるのはどうなの?違反なの?と思う人もいるかもしれません。
実は道路交通法には以下の記述があります。
自動車の運転者は、幼児用補助装置(幼児を乗車させる際座席ベルトに代わる機能を果たさせるため座席に固定して用いる補助装置であつて、道路運送車両法第三章及びこれに基づく命令の規定に適合し、かつ、幼児の発育の程度に応じた形状を有するものをいう。以下この項において同じ。)を使用しない幼児を乗車させて自動車を運転してはならない。ただし、疾病のため幼児用補助装置を使用させることが療養上適当でない幼児を乗車させるとき、その他政令で定めるやむを得ない理由があるときは、この限りでない。
道路交通法第71条の3第3項より
また、背もたれなしのジュニアシートに乗れる幼児の対象基準は以下です。
背もたれなしのジュニアシートの基準
- 対象月齢→3才頃〜11才頃
適用体重→15kg以上~36kg以下
とされています。やはり
2歳では背もたれなしシートはまだ早いでしょう。
背もたれなしのシートは手軽ですし、ついつけたくなりますが、適正体重を満たしていない場合、違反の恐れが浮上します。
DSCN9800 / subewl
ただ2歳代でも体が大柄で体重や身長があるならば違反とはなりません。
逆に3歳になっていても体重が軽いなら、背もたれがあるチャイルドシートの着用が望ましいです。さらに
- シートベルトが首にかかりやすい
- 寝た時に不安定
という理由もあるので、なるべく背もたれつきのシートがベターです。また
日本小児科学会→「背もたれなしのジュニアシートの適正体重を体重22kg以上にするべき」という指摘をしている
チャイルドシートはいつまで義務づけられている?
義務年齢=生後0歳から6歳未満の幼児
となっています。
実は6歳の誕生日を迎えれば、つける義務はないということになります。ですので法律的にはジュニアシートは、6歳の誕生日を迎えたらつけなくてもOKです。
しかし国内の自動車のシートベルトは最低身長基準140cmで作られている
ですから、6歳を過ぎても身長が高くなるまでジュニアシートを付けるのが望ましいでしょう。
助手席に取り付けてもいいの?
場合によっては前の席に乗りたがる子供もいるでしょう。しかし以下のような問題があります。
- 後部座席より助手席ののほうが事故死亡比率が高い
- 子供にとってはエアバッグが窒息などの恐れがある
- 子どもが助手席にいると注意がそれやすい
上記の理由により、助手席ではなく後部座席の取り付けをおすすめしています。子供の安全を第一に考えるなら、後ろの席にセットするのが一番ということです。
終わりに
2歳のジュニアシートに対しての見解でした。2歳になると、ベビータイプのチャイルドシートを嫌がるようになるので、ランクアップの時期になることも多いでしょう。
なるべくなら、長い期間使えるジュニアシートが良いのではないでしょうか。子供の安全を第一に考えて、次のシートを探してくださいね。