【インフルエンザ】家庭内での隔離期間~A型とB型の場合

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SAKURAKO – Influenza A virus,It was really bad!!!! / MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

「インフルエンザの隔離はいつまでするといい?」

兄妹が感染したときに、ほかの子供に移したくないと思い必死の思いで隔離を意識する家庭もあるでしょう。

 

ただ、カンペキに隔離できないというのが正直なところです。家庭内でのインフルの隔離期間はどれくらいがいいの?と気になるところですよね。

A型とB型では二次感染になりやすい時期に違いがありましたので紹介しましょう。

インフルエンザ《家庭内での隔離期間~A型とB型の場合》

日本臨床内科医会インフルエンザ研究班による2009年の研究データによると、以下のような結果が出ています。

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上記の表は家庭内での期間別の第2感染した数になりますが、

A型=2~3日後に感染する数が多い

B型=3~5日後に感染する数が多い

ということがわかります。

 

ひとつの目安として、この期間、徹底的に隔離することで、二次感染を免れる確率が高いと言えます。

 

グラフだけ見ると

A型はとくに、2,3日後の二次感染率がとても高いことがわかります。

 

ただ、

当然ですがこの期間だけ隔離すればいいというわけではありません。

7日後~8日後に発症するケースも少ないですが見られます。油断は大敵です。

 

インフルエンザ発症後7、8日後に新たな二次感染者がでなければ、感染は回避できたと判断できます。

それまでは基本的にマスク装着や隔離は必要となります。

 

 

また

インフルエンザA型に関して二次感染にかかる割合が高いのはお母さんと6歳以下の乳幼児です

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上記の図の2次感染者の部分をみるとピンク色のお母さんが42%6歳以下の乳幼児が33%という結果が出ているのがわかります。

 

お母さんが二次感染してしまうのはある意味当然かもしれないですね。小さい子供のお世話をするために一番近くにいます。

 

また乳幼児は抵抗力が低いですし、マスクなどの対応がしっかりできません。

 

まずお母さんは必ずマスク着用&うがい手洗いの徹底をこころがけ、幼児に関しては出来る範囲の隔離をおこなうとよいですね。

 

 

小さい子供は隔離できない問題

ただ、幼児や小さい兄妹がいると、家のなかでのインフルエンザの隔離はなかなかできないですよね。

 

先日薬剤師の方に聞いたところ、

家庭内での100パーセントの隔離は難しい。とくに小さい子供の場合は大変。感染していない側が

  • なるべく離れる
  • マスクの着用
  • 手洗いうがいの徹底
  • 除菌や加湿
  • 換気をおこなう

を意識するのが望ましい。

と言われていました。隔離ができない場合できる範囲で、できることをするしかないと思います。

 

お父さんなどほかの大人が協力してくれると非常に助かります。

 

とにかく肝心かなめの世話する大人(お母さん)が感染するのだけは絶対避けたいですね。マスク着用は必須です。

管理人の経験

子供たちが乳幼児だったとき(5歳3歳0歳)は、隔離などができなくて、上二人は一緒にインフルになってしまったと記憶しています。

 

このとき一番下の赤ちゃんは無事でした。管理人はお母さんになってからインフルに感染していません。ありがたいことです。

 

その後子供たちが大きくなってから、ある程度の隔離やマスク着用をできるようになりました。といっても完全隔離ではなく、

マスクは着用しながら距離をおいて過ごしながら手洗いうがいをおこなう

といった感じです。食事は時間をさけて食べてました。

 

これで上の子たちには罹らないことが何度かありました。冬の季節になるとR1ヨーグルトを培養して、毎日食べさせている効果もあるのかもしれません。

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終わりに

家庭内でのインフルエンザの隔離期間の目安でした。当然ながらデータのすべてを鵜呑みにすることはできません。

 

1週間ほどは隔離やマスク、うがい手洗いをおこないましょう。小さい子供や幼児はいる場合、100%の家庭内隔離は難しいですね。

 

罹っていない側が徹底してマスクや手洗いをするのが望ましいです。

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