「赤ちゃんの便秘対策で油を与えると良いの?」
「離乳食に油分って意識してなかった・・」
離乳食初期の赤ちゃんが、突然便秘気味になることがあります。
いろいろな便秘対策がありますが、ぜひ油分を離乳食に加えるとよいですよ。赤ちゃんがお通じが苦しそうだとかわいそうですね。そこで、
便秘気味の赤ちゃんに吸収されやすい油分の種類と、おすすめの離乳食を紹介しまましょう。
《赤ちゃん便秘対策》油を取り入れよう!
離乳食を始めた6ヶ月ころの赤ちゃんに便秘が見られることがあります。
離乳食の最初の時期は、火を通したものが多いので、どうしても油分が足りなくなりがちなんですよね。
お通じの滞りが見られたら、ぜひ油分を加えてください。
ただ、離乳食では野菜や炭水化物には気を配るけれど、
- 脂分をどうやって取り入れたらいいかわからない!
- イマイチピンとこない!
というママさんもいるでしょう。
油を取り入れた離乳食は、
- 便通をよくする
- 便が柔らかになる
こんな効果が期待できるので、自然なお通じが期待できます。次に離乳食を始めたばかりの赤ちゃんにおすすめの油を紹介しましょう。
赤ちゃんの離乳食におすすめの油は?!
赤ちゃんの離乳食の初のうちにおすすめの油=バター
バターの中の成分である乳脂肪は、母乳の中に含まれている脂肪とほとんど同じ成分
ですから、大変吸収されやすいと言えます。やはり
無塩バター
赤ちゃんに負担がかかる塩分が入っていないのでおすすめです。離乳食を作るときに一緒に混ぜるとよいですね。
与えるバターの量は?
気になるのが赤ちゃんにどれくらいの量のバターを与えたらいいのか・・ということではないでしょうか。
赤ちゃんにバターを与える時の量=1食あたり小さじ1/4~1/2が目安
快便であれば、無理に油を取り入れなくてもよいかと思います。ただ便秘気味になったときに、便の状態に合わせバターをあげてみるとよいでしょう。
量は先ほど記述したとおり、ごく少量からはじめます。では次にバターを使ったおすすめの離乳食を紹介しましょう。
バターを使ったおすすめ離乳食
①かぼちゃのバター煮
- かぼちゃを裏ごしする
- かぼちゃに少量のバター(小さじ1/4~1/2)を入れる
- だし汁で伸ばして食べやすくする
ぼたっとしたかぼちゃに油分が入ることで食べやすくなりますし、風味もよくなります。
②パンがゆ
- 冷凍した食パンをすりおろす
- 粉ミルクを分量のお湯で溶かす
- 1,2に少量のバター(小さじ1/4~1/2)を入れる
また上記の二つのレシピの内容を変えて
- かぼちゃをじゃがいもにアレンジする
- パンをご飯にアレンジする
などいろいろ変化をつけて与えることができますよ。
バターは風味が良くなるので赤ちゃんも好んで食べてくれるでしょう。赤ちゃんの便秘対策としては、ほかにもいろいろな方法があります。
なるべく自力で排便して欲しいですので、まずは口に入れるものを変えてみるとよいですよね。
バターなどの油分以外に、果汁も便を柔らかにする効果があるとされていますので試してくださいね。>>【赤ちゃん便秘対策】果汁の簡単な作り方&いつから?量は?などの疑問をまとめました
またお通じがでなくて、お腹がパンパンになってしまったら、めん棒浣腸やマッサージで早めに対処しましょう。動画付きで紹介していますので参考にどうぞ!>>赤ちゃんのパンパンお腹のガス抜き《3つの方法》&病院に行くタイミングについて
終わりに
赤ちゃんの便秘対策として離乳食に取り入れたい油分のお話でした。初期は無理に油分を与えなくてよいということで、与えていないことで便秘になることもあるのです。
赤ちゃんのお通じが苦しそう!
3,4日便を出してない!
などのときには、無塩バターを使った離乳食を作ってみてくださいね。