「簡単な換気扇の大掃除のやり方って？」
年末の大掃除の大御所はなんといっても水回り。
なかでもキッチンの換気扇やガスコンロの汚れは、ラスボス的存在です。あえて見ないようにして、すごしてきた人もいるでしょう。
小さい子供がいると、なおさら大掛かりな掃除がやりづらいですね。そこで、
使い捨ての入れ物を自作した、換気扇の大掃除の簡単なつけ置き洗いの方法を紹介しましょう。
【換気扇の大掃除のやり方】簡単なつけ置き方法
1、ダンボールにゴミ袋を入れる
どうしても換気扇の中のファンやフィルターは場所をとるので、洗いにくいです。シンクに水を張るとしても、後の片付けが大変ですよね。
そんなときは、使い捨てのタライを用意してしまうのです。
ダンボールにゴミ袋をセットするだけです。
薄めのゴミ袋なら二重にすると安心です。
段ボールだと使い終わったら捨ててしまってよいので楽できますね。小さい子供がいてもやりやすいです。
段ボールは、換気扇のフィルターやファンだけでなく、ガスコンロのグリルや五徳なども一緒に入れられる大きさにします。
※後で排水をするために、あらかじめ段ボールの一角を切り取っておくとよいですよ。
２、高温のお湯+マジックリン(つけ置き用)を入れ漬け置きする
マジックリンを気持ち多めに入れると効果的です。漬け置き用のマジックリンを使ってください。汚れ具合によっては、ほかにも
- 重曹
- 食洗器用の洗剤
こちらを使ってもよいですね。
ただ汚れがかなり進行している場合は、重曹でも落としきれません。重曹はひどい油汚れには効果を発揮しないことがありますのでご注意を。
自然に良いという重曹ですが、使ってもベタベタして油汚れが付着したままになることもあります。
経験上、ほこりと油が混ざった汚れ落としはマジックリンが手軽でよいと感じています。
マジックリンを用意するなら、上記のつけ置き専用のものを！薬局などでも手に入ります。
3、およそ1時間つけ置きした後スポンジでこする
汚れによっては、軽くこすっただけでスルスルと簡単に落ちてくれます。少ししつこい汚れには、使い古した歯ブラシを使いましょう。
まだまだ汚れがへばりついているなら、洗剤の濃度を濃くして、さらに漬け込みをします。
４、すすぎ＆排水する
綺麗になったファンなどは、すすいで乾かせばOKです。
切り抜いた段ボールの角から出ているゴミ袋の端をカットして、汚れた水を流します。
あとは捨てるだけなので汚れた容器を洗う手間が省けます。
※汚れたら取り換えるという選択肢を！
大掃除の一番の目的は、『きれいにすること』
古くなった五徳や魚焼きグリルなど、どうしても汚れがひどい場合は、
必死で掃除しないで買い替えるという選択肢もできます。
一度モノをリセットさせて、心機一転で新しく年替わりから、掃除を心がけるようにすると取り組みやすいです。
子供が小さいとなかなか時間をかけて掃除ができませんね。多少お金がかかりますが、思いきって取り換えてしまうのもおすすめです。
※見えるところだけでもOK！
赤ちゃんや幼い子供がいると、換気扇の漬け込み洗いというやり方さえなかなかできないという状況も出てきます。
ほかの家族は仕事で忙しくて、なかなかまとまった時間がとれないという家庭も少なくありません。
管理人も経験があるのでよくわかります。その場合は無理をしないで、見えるところだけをきれいにするだけでもOK！
掃除の鉄則として、『光るべき場所は光らせる』というものがあります。
キッチンで一番光らせたいの→蛇口
蛇口一つだけでもピカピカ＆きれいだと、キッチン全体的が美しく見える効果があります。
赤ちゃんや子供の世話で本格的な大掃除までできない！という場合は、蛇口だけでもきれいにしましょう。
ほかにも、シンクやコンロの上に置いてあるやかんなんかもきれいにしておくとなんとなく全体的に美しく見えて気持ちが良いです。
蛇口をピカピカにする方法
- 食器用洗剤とスポンジで洗う
- 水で流す
- 乾いた布でからぶきする
こうするとピカピカな蛇口になります。子供がいてキッチンや換気扇の大掃除ができなくても、蛇口だけなら簡単です。サクッときれいにしましょう。
なかには洗剤で洗っても、蛇口の根元部分に水垢がこびりついて取れないことがありますね。蛇口の根元の汚れは、まずは歯ブラシでこすってきれいにします。
歯ブラシで取り切れなかった汚れは、クエン酸水を浸したキッチンペーパーをあてて数時間おくときれいに取れます。できそうならおこなってみたください。
終わりに
小さい子供がいてもやりやすい簡単な換気扇の大掃除のやり方でした。漬け置き＆使い捨てタライがあれば楽にできます。少しでも楽な方法で頑張ってください。
ただ、どうしてもできない場合が無理しなくてもよいです。台所の見えるところだけピカピカにするだけでも、きれいに見えますので試してください。
