《家庭状況調査票/生活調査票の書き方》記入例を参考にしてください!


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小学校に上がるときや、幼稚園や保育園に行くときに提出するのが「家庭状況調査票」です。教育資料、児童家庭調査票や、幼児生活調査票という場合もあります。

 

この調査票の項目が、けっこう小難しくて、何を書いていいかわからないと感じるんですよね。そこで

家庭状況調査票や生活調査票の書き方の記入例を紹介しましょう。

4月から入所や入学を控えている家の方は、ぜひチェックして小学校や保育園に提出するとよいです。例文があるので取り組みやすいですよ。

【家庭状況調査票や生活調査票の書き方について】

「主に育てた人」の書き方

家庭状況調査票の書き方で、まずちょっとはてな?とつまずくのが「主に育てた人」という欄ではないでしょうか。

 

「主に」・・ですので、一番長く子供と一緒にいる人を書けばよいです。

多くの場合「母親」や「両親」になるでしょう。

昼間お母さんが働いていて、おばあちゃんが面倒を見ていても子供と一緒に暮らしているなら、母親や両親でよいでしょう。

 

何かの事情があって、お母さんが子供と別居していておばあちゃんの家で育ててる場合は、祖母と書くことになります。

 

「家族構成」や「続柄」について

家族構成や家族の状況を書く欄がありますね。基本的に

本人を含まない家族構成を書けばOK

「本人含む」など記載されていれば本人も書きましょう。基本的には世帯主順で父、母、兄妹・・と続けばよいです。

 

※続柄について

続柄は、対象者である児童から見た関係を書きましょう。たとえば姉と弟がいる子供なら、続柄は

といったように、子供本人から見た関係性を記載するようにします。

 

 

「健否」の書き方

基本的に健康であれば

「良好」

「健康」

という書き方がよいです。丸をつけるような項目になっているなら、健に〇をつけるとよいです。

 

家族のなかに、持病がある場合でも病名など書く必要はありません。持病があっても、おおむね普通の生活ができるのであれば良好という書き方でよいです。

 

「職業」の書き方

専業主婦の場合

家庭状況調査票の専業主婦のお母さんの職業欄の書き方で悩みませんか。フルタイムの方なら会社員と書けばいいですが。

専業主婦・・「無職」か「主婦」でOK

厳密には独身の無職とは違うので、「主婦」と書くのが一般的な気がします。ただどちらが正しいという正解はないです。上記の無職か主婦のどちらかでよいです。

 

週3,4日仕事をしている場合

週3,4日ほど働いているなら、パートでよいですね。じゃあ、週1~2日勤務の場合は?と気になる人もいるかもしれません。

 

ただ、あまり考えすぎなくてよいです。自分が職業人として意識しているかどうかで決めて、自分の判断で、パートあるいは主婦と書けばよいです。

 

また、在宅で内職などで働いている人は、内職や自営業と書くとよいです。

 

家庭状況調査票は、学校や園でお子さんに何かあったときのために、家庭状況を知るために提出する書類です。

 

職業とは別に、お子さんが急な熱などで迎えに来てほしい場合の緊急連絡先を書く欄があるので、こちらをしっかり書くとよいですね。

 

 

「家庭での教育方針」について

家庭での教育方針って言われても・・難しいと感じ、悩ましく思いますよね。

家庭での教育方針・・生活やお友達との関わりのなかで、普段家庭で習慣づけていること

と考えるとよいです。普段の生活の中で、注意していることや子供にしつけているところを書きましょう。

 

以前幼稚園の願書について書いた記事に、詳しく記載していますので参考にしてください。小学校向けのものでも応用できます。>>《幼稚園の願書》家庭の教育方針の書き方~記入例6つを参考にしてください

 

 

「地域の状況」について

児童家庭調査票や家庭状況調査票には、地域の状況という項目があります。「社会環境」とも書かれている場合があります。

地域の状況・・どのような地域や社会に住んでいるか

ですので、どのような環境に住んでいるのかを書くとよいです。以下の例文を参考にしてください。

 

記入例

  • 年配の方が多く静かな地域で子供があまりいない印象です。
  • アパートや新築が多い住宅街で、同年代の子供が多くにぎやかです。
  • マンションやどビルが多く車通りが激しくなってきています。

 

同じようにな項目として「住居の状況」という欄があるケースがあります。こちらは文字通り住んでいる住宅の形態について記入するとよいですね。

  • 賃貸マンション
  • 一戸建て
  • アパート
  • 社宅

などのように書くとよいです。

 

「親の所見」とは

親の所見・・こちらの項目も何を書いていいのか迷いますね。

親の所見=親から見た子どもの様子や性格

ととらえます。普段接しているお子さんの性質や性格や気になっていることを書くとよいです。

 

記入例

  • 好奇心旺盛で何にでもチャレンジしますが、やや落ち着きに欠ける面があります。
  • 手先が器用ですが、慎重で少し人見知りがあると感じます。
  • 大人しい性格ですが、優しく下の子の面倒をよくみてくれます。

このように子供の性質を書くとよいですよ。あまりマイナスなことを書きすぎないで、良い面プラス心配な面があれば記載しましょう。

 

子供の性質や性格についての書き方は、こちらの記事も参考になりますので、チェックしてください。>>《幼稚園の願書》性格の書き方~パターン別の記入の仕方&例文

 

 

「家庭環境」とは

兄妹の様子や、習い事のこと、祖父母との関係、引っ越し状況などを記載するとよいです。あまり詳しく記載することはありません。例文を参考にしてください。

記入例

  • 祖父母が近くに住んでるのでよく行き来します。
  • 上に2歳上の兄がいて〇小学校に通っています。
  • 1年ほど前に×県からこちらに引っ越してきて、転勤族です。
  • 私(母)がフルタイムで働いていて昼間は祖母に面倒を見てもらっています。

 

 

「園に対する希望」「担任への希望」について

さらに、保育園や幼稚園の調査票によくあるのが、園や担任に対する希望や要望です。こちらも何を書いていいの?と悩みますよね。

 

園に対する希望として、子供にどう過ごしてほしいか、どのような子供になってほしいかを書くとよいですよ。

 

園側は、親の考え方や方向性を知ることができます。例文を参考に考えてみてください。

 

記入例

  • 挨拶や感謝の気持ちを大切にすることを伝えていただければと思います。
  • 元気に園生活を過ごしてくれたらうれしいと感じております。
  • お友達とのかかわりを大切に●年間過ごしてほしいと思っています。
  • 外遊びや体操など、子どもらしく元気いっぱいに活動してほしいです。

小学校へ提出する児童調査票にもアレンジできます。

 

 

発育状況

幼稚園の生活調査票によく登場するのが、発育状況という欄です。とくに問題なければ

「良好です」

だけでもよいですが、園生活を送る中で、ちょっと気になることがあれば書くとよいかと感じます。

 

記入例

  • おおむね身の回りのことは自分でできます
  • 二月に外れたばかりなのでトイレを失敗するときがあります
  • ほかのお友達より汗かきなところがあります

なんでもそうですが、親の主観によって書く内容が変わってくる部分は否めません。一人目と二人目だとまったく違う見方になることもありますよね。

 

同じ状態のお子さんでも、親ごさんの気持ちひとつで、気になったり気にならなかったり・・。

 

ですので、園側も参考程度に受け止めると思いますので、あまり難しく考えないで、今現在気になることがあれば、記入するとよいと思います。

 

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>>小学校に同じ幼稚園の子がいないまま入学した長男&長女の体験談

 

 

 

終わりに

家庭状況調査票や生活調査票の書き方でした。このような書類は項目が難しくて、慣れていないと、書きにくく感じますし、ひと手間ですよね。

 

あまり難しく考えすぎないで大丈夫です。要約すると簡単な内容になっているものも多いです。記入例を参考にして仕上げてください。

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