通知表の保護者のコメント欄の書き方~小学校の場合

最近は前期と後期に配られるところもある小学校の通知表。その中に、親のコメント欄(保護者欄や家庭から)があります。

 

いざ配られたあと返す際に、保護者欄の書き方ってどうなの?と地味に悩みませんか。とくに1年生の親御さんは、はじめてなので余計考えてしまいますよね。そこで

通知表の家庭からのコメント欄の書き方や例を紹介しましょう。

実際に先生に聞いた内容もあるのでチェックしてくださいね。

【通知表の家庭からの書き方~小学校の場合】

通知表は

子供が読み返す(今は見なくても)

ということを考慮に入れて、保護者欄や家庭からというコメント欄には、あまり親の熱い希望や要望、子供へのネガティブな部分を出したり、文句めいたものは書かないほうが良いと感じます。

 

子供が後で見ても、頑張れる気持ちになるようなことを書くことがよいのかなと個人的に思います。

 

だからといって堅苦しく考えることもなく‥。と言っても、1年生で初めてだと、どう書いていいのか?と考えてしまいますよね。

 

さらに、マイナスのことを書かないようにしたいけど、あまりにも褒めちぎって書くのはどうなの?とも思いませんか。

 

以前、現役の小学校教師の方から、小学校の通知表の家庭からの欄には、以下のことを書く方が多いと聞きましたので参考にしてください。

保護者欄(家庭から)の内容例

1、通知表を見た感想

通知表を見て、親がどう感じたのかを書く方が多いです。意外!と思ったことやよいと感じたプラスのことが望ましいです。

例文

  • 「音楽を頑張っていると知って大変うれしく感じました。」
  • 「お友達と協力して取り組めているとわかり安心しました。」

上記はお兄ちゃんの通知表に実際に書いたことです。音楽の成績が3段階の一番良いになっていて、意外に思ったので、取り上げました。家ではそんな風に見えなかったからです。

 

 

2、家での様子

普段学校ではわからない家での様子を、書いている親御さんも多いそうです。なにかあれば、家での様子をサラッと書いてもよいですね。

例文

  • 「家では下の子とよく遊んでいます。」
  • 「今年からスイミングを頑張っています。」

学期末に通信簿が配られる学校では、夏休みや冬休みのことを書くとよいですね。

 

最近は前期後期の2回配られるようになっているところもあります。その場合も、普段の家での様子や、頑張っている習い事のことをコメントしてもよいと感じます。

 

 

3、今後の希望

親として、今後こうしてほしいという希望を書く方も多いそうです。ただ、要望や願望を学校任せにする書き方ではなく、家でも協力していきたい、指導していきたいというスタンスで書くのが良い感じがします。

 

また、あまり子供に対して悪く書きすぎないようにするとよいです。※悪い例:家ではまったくお手伝いをしないので~など

 

通知表を長くとっておく家が多いですし、子供が成長して読み返したときにイヤな気持ちにならないように、プラスな表現でサラッと書くとよいです。

 

また、先生が読んだ時に、あまりにもマイナスなことを書くと、ネガティブな先入観を持たせてしまうこともあります。

例文

  • 「苦手な漢字がちょっとでも好きになれるように、家でも協力していきたいです。」
  • 「今後は、自分で持ち物の準備がしっかりできるように、家でも整えていきたいです。」

 

4、挨拶

最後はあいさつで締めるとよいと感じます。コメント欄は挨拶だけで終わりという親御さんもいるそうです。たしかに、我が家は後期の通知表は、この挨拶だけのときもありました。

例文

  • 前期は(1年間)大変お世話になりました。今後ともよろしくお願いします。

ただ、教えてくれた先生は、簡単でもいいので「通知表の感想」を書いてくれると嬉しいと言っていました。

 

上記のことを全部でなくてよいので、2つでも3つでも1つでもいいので、入れて書くとよいと思います。

 

管理に人も、おおむね上記の内容から何点か入れて、書いていました。多忙だったのか、あるときは、通知表の親のコメント欄には、4のお世話になりました~のあいさつ文だけしか書かなかったときもありました。

 

また

学校や担任に対しての要望や意見など、詳しいことは直接電話や懇談のときが望ましい

子供の学習面や生活面の本格的な悩みや要望については、保護者欄や家庭からのコメント欄だけでは、短すぎますよね。

 

また先生側も、普段の生活や学習面で、どうしても直してほしいことは、通知表ではなく、個人懇談の際に伝えるスタンスだそうです。

 

 

※NGな書き方

あまりいないと思いますが、

親のコメント欄である「保護者欄」「家庭から」に、子供へ向けた文章を書く親御さんがいるそうです。

「漢字練習がんばろうね。」

「苦手なかけ算をがんばろうね。」

といった感じで、子供向けに書く保護者さんがいるそうですが、ちょっと違います。1年生だとちょっと間違う方もいるかもしれないですね。

 

あくまでも担任の先生向けに書くことをおすすめします。間接的に子供にも向けている内容ながら、担任へのコメントとして書くということですね。

 

 

終わりに

小学校通知表の保護者欄や家庭からの欄の書き方の例でした。1年生のお子さんをお持ちの方はとくに悩んでしまうところかもしれないですね。

 

今後も残るものですし、子供が読み返すことも考慮して、プラスな感想や今後の希望をサッと書く感じでよいですよ。参考にしてください。

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