本の紹介文の書き方の例《4ステップ》&小学生への声かけの仕方

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「本の紹介文の書き方や例文が知りたい!」

最近の小学生の夏休みの宿題に、本の紹介文や紹介カードというのがあるのです。

 

いわゆる読書感想文のようなものです。これが親も子も苦手!という人が少なくないでしょう。

 

そこで、

小学生の本の紹介文の書き方の記入例4ステップを紹介しましょう。

書き方のフォーマットのようなものですから、親も教えやすくなりスムーズに書くことができますよ。

本の紹介文の書き方の例《4ステップ》~小学生向け

ステップ1、本の題名&選んだ理由を書く

まず最初に、本の題名だけでなく選んだ理由を書くとgoodです。

 

「わたしは、ドリトル先生アフリカゆきという本の紹介をします。この本をえらんだ理由は動物がたくさん出てくるので楽しいと思ったからです。」

 

 

ステップ2、あらすじを書く

そして次はあらすじを書いていきます。

  • 誰が
  • どこに
  • なぜ
  • どのように
  • どうしたか

というように、具体的にあらすじを書くようにします。

 

小学生でもわかるように伝えて、書くようにアドバイスしましょう。以下の例文を参考にしてください。

 

「動物の言葉をおぼえたドリトル先生がチンパンジーやアヒルなどの仲間といっしょに、サルを助けるためにアフリカに行くお話です。」

 

 

ステップ3、面白かった場面を書く

印象の残っているシーンに関しても、誰が?何を?どうしたか?とい具体的に書くようにします。

 

さらに

子供自身が、どう思ったか?なぜそう思ったか?ということを意識して書かせるようにしましょう。

 

例「この本のなかで一番面白かったのは、ドリトル先生の家の手伝いを動物たちがするところです。とくに犬のジッポがほうきをしっぽにつけて掃除をする場面が、とても面白いと思いました。なぜなら、ふつう犬は掃除をしないからです。」

 

ステップ4、感想&どんな人に読んでほしいかを書く

「動物たちといっしょにドリトル先生とアフリカに行くところがとても面白かったです。動物好きな人や、冒険が好きな人におすすめの本です。」

 

上記の例文を参考にして、ステップ通りに書くようにすると、簡潔で良い文になります。

 

低学年でもこの順番で書かせるようにすれば、うまくまとまります。高学年は

  • 感想やあらすじをより詳しく書く
  • 自分だったらこうするという内容を入れる

こうすることで、文章が膨らみます。

 

上記の4ステップをフォーマットを基本にすると書きやすくなります。

 

 

紹介文を書く前に!ママ&パパにしてほしい声かけ

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また、子供が本を読んだあとに、お家の人が上手に声かけをすることで、本の紹介文や紹介カードの書き方のイメージがつきやすくなります。

 

以下のような聞き方をしてみましょう。

 

1、「自分だったらどうする?」

「○君だったらこんなときどうする?どう思うだろうね?」

と、

子供と主人公を重ね合わせるような言葉をかけると、子供自身の本当の感想を書きやすくなります。

 

 

2、「おもしろい場面はどこだった?」

「どこが一番心に残った?おもしろかった?」

と聞きます。合わせて

なぜそう思ったのか?」

ということも聞いて、メモを取らせると紹介文を作りやすくなります。

 

 

3、「読んだことのない人がわかるように書くとよいよ!」

基本的なことなのですが、言われないと意外とわからないものです。小学生のなかには自分だけしかわからないことを書きがちなことも。

 

子供が紹介文を書く前に、ひとことアドバイスしておくとよいです。

>>【自由研究】親の手伝いはどこまですべき?考え方と先生の発言

>>【夏休みの絵日記】上手な書き方の例~3ステップ

 

 

終わりに

夏休みの宿題の本の紹介文や紹介カードの書き方の例でした。小学生が漠然と書こうとするとけっこう難しくなりますね。

 

例文を見て、ステップ通りに書くと取り組みやすくなります。

 

管理人は、今まで声かけに関してまったく意識していませんでした。ただ前回声をかけてみたら、けっこう効果的でした。ぜひ試してくださいね。

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