SAKURAKO – Class Observation Day. / MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)
「小学校高学年への読み聞かせのコツは?」
低学年くらいだと、リズムやテンポよく読むことで、リアクションを取りやすいですが、大きくなると、だんだんと反応もクールになってきます。
なんとなく高学年相手だと緊張してしまう・・なんてことも。そこで高学年への読み聞かせのコツや絵本選びのポイントを紹介しましょう。
高学年に読み聞かせをする時のコツ
絵本を選ぶときのポイント
1、対象年齢より少し低いものを選ぶ
絵本に書かれている対象年齢よりも、ちょっと低めにするほうがうまくいきやすいです。
意外と幼いかなと思う内容でも高学年の子供たちは食いついてくれたりします。
2、組み合わせる
- 真面目な絵本+お笑い系の絵本
- 怖い絵本+面白い絵本
といったように、雰囲気のまったく違うものを組み合わせて読むと、高学年でも飽きずに見てくれます。
では次に実際に読み聞かせをするときのコツを紹介しましょう、
高学年に読むときのコツ
1、左手で本を支える
高学年というわけでなく全体的な内容になりますが、本の下を左手(利き手と逆)でささえるようにして、安定させます。
そして絵本を立てるようすると、子供たちが絵本を見やすくなります。また手で絵本の挿絵を見えなくしないように気をつけましょう。
2、ゆっくり読む
読むときはちょっと遅いかも?くらいのスピードで読むとちょうど良いです。
緊張するとどうしても早口になるので、
「ゆっくり」
を意識するとよいです。
3、淡々と読む
読み聞かせの講習会などでは、
「短調に感情こめないで読んでください」
と指導されるそうです。
ただ絵本の内容によっては、台詞の部分を会話のように言ってもよいと思います。
もちろん声優みたく声を大きく変化させる必要はないです。
飽きさせないようにちょっとした抑揚をつけてもOKではないでしょうか。ただあまり神経質になることはありません。
プロではありませんので、自分自身の読み方でOKですよ。
読み聞かせに緊張しちゃう場合
低学年だとそんなに気にならないのに、ちょっと体が大きい高学年相手だと、反応も薄いしなんとなく緊張してしまう・・
こんなお母さんもいます。また自分の子供がいると妙にドキドキする・・なんてこともあるのです。
そんなときは以下のようにしてしまうとよいです。
緊張していることを言う
読む前に
「オバサンは実は緊張します。でも頑張って読むね。」
こんなふうに言うと、普段からみんなの前で発表することが得意でない子に共感されます。
実際に、クラスの発表の場では、子供たちは少なからず緊張します。大人になってもドキドキする人もいるとわかってもらうことも大切です。
また自分自身も緊張していることを自白することで、あきらめがつくというか、認めることができてすっきりした気分になります。
ボランティアでやっている
多くの場合ボランティアで読み聞かせをおこなっているものです。
ですので、プロでもないしいつも読み聞かせをしているわけではありません。
うまく読まなきゃ!と思うから緊張してしまうんですよね。
プロじゃないんだから!
下手でOK!
こんな気持ちで自分なりにベストを尽くして読めばそれでいいのです。
>>小学校高学年の読み聞かせ絵本《爆笑系&プチ怖い系オススメ3選》
終わりに
高学年への読み聞かせのコツを紹介しました、なんでも可愛らしく反応する低学年に比べて高学年だと緊張しちゃう・・場合もありますよね。
絵本の選び方や読み方のコツを参考にしながら楽しく読み聞かせてくださいね。あまり真面目になることもありません。親が楽しい気持ちで取り組むのが一番です。