Swaddled in pink / photosavvy
「おひなまきの方法やり方が知りたい!」
退院後、赤ちゃんがグズグズしてなかなか寝てくれないと、辛く感じるママさんがいることでしょう。
抱っこ後にベッドに置くと泣くことが多いなら、おひなまきを取り入れてみてください。赤ちゃんにもよりますが、布でくるむと効果を発揮することがありますよ。そこで
日本だけでなく、欧米でも古くからある方法、おひなまきについて詳しく紹介しましょう。
おひなまきとは?
おひなまきとは、とこちゃんベルトでおなじみの青葉さんが、提唱している新生児を布でくるむ方法でおくるみの一種です。
実は古くから
日本では「いじこ」
欧米では「スワドリング」
と言われています。
似たような原理で、赤ちゃんをお腹の中にいた状態に似せて布で少し固定するという方法がありました。
スワドリングは、あの英国のキャサリン妃もご出産後に使われていました。
おひなまきの効果は?
・SIDS(乳幼児突然死症候群)の予防
・肺や筋力を育てる
・モロー反射を抑える
・ぐずりやグズグズを抑える
・グッスリ寝てくれる
以上の効果があるとされています。
赤ちゃんは、寝てるときにビクっとなるモロー反射で起きることが多いですね。この
モロー反射を抑える効果やグッスリ効果が得られるというワケです。
生まれたての赤ちゃんが寝なくて疲れているママさん、ぜひ試してください。
おひなまきの巻き方
とこちゃんベルトでの正式な巻き方は以下になります。
また、バスタオルなどで代用できる、スワドリングの方法もおすめです。
http://item.rakuten.co.jp/e-times/swaddle04/ より
このとき赤ちゃんは
・腕を軽く折り曲げて体にフィットさせる
・足はカエルのようにする
ようにしましょう。
http://tocochan.jp/contents/handbook/ohina.php?PRID=GE008 より
いつからいつまで使える?
このおひなまきは、新生児から使える方法です。いつまで使えるかは個人差がありますが、
赤ちゃんが嫌がるようになると使えなくなりますね。
だいたい3,4か月頃でしょうか。
なかには、七か月過ぎても好んで使う赤ちゃんもいます。成長するにつれて簡易的な巻き方をしていくのもおすすめです。
>>おひなまき卒業時期はいつ?!成長するにつれて『肩だけ巻き』や『布ほっぺ作戦』もおすすめ!
どんな布を使えばいいの?
あえて専用の布を用意しなくても、バスタオルなどでも代用できます。やはり
- 綿(コットン)100%のもの
- 伸縮性のあるもの
がおすすめです。
通気性がよく肌触りが優しいので、赤ちゃんも安心して包まれてくれるのではないでしょうか。また伸び縮みする布も巻きやすいのでお勧めです。
※夏の暑い季節はどうする?
夏場のおくるみは暑そう・・
そう思うのではないでしょうか。たしかに真夏は暑いですから、
・メッシュ素材の布
・ガーゼ素材の布
を使うと真夏でもスッキリ使うことができます。
とこちゃんベルトのおひなまきは、メッシュ素材ですので理にかなっていますね。ガーゼ素材でしたら、オーガニックコットンがおすすめです。
上記は赤ちゃんの肌着にも使える、オーガニックコットンの布地です。柔らかい風合いで通年使っていけますよ。また
暑い真夏の季節は、肩だけ巻く簡易的な巻き方もおすすめです。
こうするとあまり暑苦しく感じずにうまくいくこともあります。>>おひなまき卒業時期はいつ?!成長していくにつれて『肩だけ巻き』や『布ほっぺ作戦』もおすすめ!
おひなまきの布の作り方
わざわざ市販のものを買わなくても、手作りして用意することもできます。子育てグッズは安く済ませるのが一番です。布のサイズは
布の大きさ=100CM×100CM
ほどのサイズであれば十分です。
既成品もこのサイズのものがあります。新生児のころは大きく感じるかもしれませんが、2,3か月になればちょうどよくなります。
素材は、先ほど説明したように、コットンやガーゼ素材が適していますので参考にしてください。作り方は
四方を縫いつけるだけです。
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終わりに
赤ちゃんは、子宮のなかの窮屈な状態が安心するようです。泣きぐずりで悩むママさんぜひ試してくださいね。
ママが少しでも楽できるような助けになってくれるかもしれません。本格的な専用布を買ってもよいですが、
まずは、手持ちの布やバスタオルで試してみるとよいですよ。