生後3週目に起こる「魔の3週目」。
赤ちゃんが泣き止まない時期であり、ピークを迎える泣きの頻度が高まる時期と言われています。
新生児が泣き止まないことも多く、特に生後1〜2ヶ月の間にピークを迎える傾向があります。
そこで生後何日からはじまりいつまで続くのか？原因や対策をひもといてみましょう。
「魔の三週目」は生後何日からいつまでなの?
魔の3週目は、その名の通り一般的に生後3週目から始まり、生後1〜2ヶ月の間にピークを迎えることが多いです。
具体的には、生後21日目から生後42日目の間にかけて、赤ちゃんが泣き止まない、不安定な時期を指します。
この期間は赤ちゃんが日々成長し、外界に適応するための様々な調整が起こる時期でもあります。
ピークを過ぎると、赤ちゃんの泣きや不安定な振る舞いが徐々に収まり、落ち着いていく傾向が見られます。次に原因とおすすめの対処方法をお伝えします。
魔の三週目の原因あれこれ
睡眠
赤ちゃんは自分で眠りにつく方法をまだ学んでおらず、眠れないことで悪循環に陥る可能性があります。起きている時間を管理し、眠りやすい環境を整えることが重要です。
体内時計の乱れ
赤ちゃんの体内時計が整っておらず、昼夜逆転で泣くことがあります。しかし、生後3週目から体内時計を調整するホルモン「メラトニン」の分泌が始まり、リズムが整ってきます。
栄養を欲しがっている
生後2〜3週間、6週間、3ヶ月は成長期であり、赤ちゃんが増えた栄養を求めて泣くことがあります。飲む量や回数を増やして満足させる必要があります。
不安な気持ち
赤ちゃんがお腹の中から外の世界に慣れていないため、不安を感じて泣くことがあります。
魔の三週目におこないたい対処方法
- 包み込む： 赤ちゃんをおくるみで包み、安心感を与えます。包んだまま抱っこしたり、揺らしたりして落ち着かせましょう。
- 快適さの確認： オムツや服、空腹など赤ちゃんの快適さを確認します。
- 外の空気に触れる： 外の空気や風を感じさせることで、気分転換が図れます。
- 横向きで抱っこ： 赤ちゃんが深い眠りにつくことができる横向きでの抱っこを行いますが、布団の上では仰向けに寝かせることが必要です。
おわりに
魔の3週目はママにとって疲れが溜まる時期ですが、無理をせずにまわりのサポートを受けながら過ごしましょう。
