【子供の目やにが大量で目が開かない!】考えられる原因3つ


Close-up of child / josephdevon

「朝起きたら子供の目やにがすごい大量でびっくり!」

あまりにも大量で、目が開かないくらいです。なかには、緑や黄色の目やに両方の目に張りついてがガビガビになっているんですね。

 

目が開かないくらいひどい目やにが多いときは、なんらかの細菌性やウィルス性の結膜炎になっている可能性が高いです。そこで目やにが大量に出たときに考えられる原因と対処法を紹介しましょう。

【子供の目やにが大量に!】考えられる原因

1、細菌性結膜炎

目やにの色に注目してください。

黄色~緑色のような膿のような色の目ヤニが大量に出るときは細菌性の結膜炎

乾くとビカビカになって、目が開けられないくらいになります。お年寄りや子供が抵抗力を落とすときに、かかりやすくなります。

  • 小児科
  • 眼科

いずれかで見てもらい、抗生物質入りの点眼薬(目薬)を処方してもらいましょう。

 

目薬を使うと数日で治ります。目やにの出方が異常ですので、気がつくはずです。適した目薬ですぐに治してあげるとよいですね。こちらも是非参考に!>>《子供への目薬の差し方》3ステップ~眼科から目をつぶったままでOKの方法も!

 

2、ウィルス性結膜炎

子供の大量の目ヤニで次に考えられるのが、ウイルスの感染によって引き起こされる結膜炎です。

糸をひくような白っぽくネバネバッとした目やにや涙が出るのが特徴

ほかにも

  • 充血
  • まぶたの裏にぶつぶつができる
  • まぶた全体が腫れる
  • 涙が流れる

などの症状が出ることがあります。

 

原因となるウィルス

  • アデノウイルス
  • エンテロウイルス
  • ヘルペスウイルス

おもに、上記のウィルスが原因で結膜炎になります。アデノウィルスは感染力が強いので、園などの集団生活の場で流行しやすいです。

 

しかもアデノウィルスは強力で、流行性角結膜炎(はやり目)や咽頭結膜炎(プール熱)を引き起こす原因となるのです。

 

さらに、ウィルスの種類によっては目やにが出る以外にも

  • 喉の痛み
  • 発熱

などのほかの風邪症状がみられることがあります。症状が見られたらすぐに病院で診てもらいましょう。多くの場合、目薬(点眼薬)や軟膏を処方されます。

 

ほかの人に移りやすいので、生活上気を付ける必要があります。だいたい、数日~10日前後で回復します。

 

 

3、アレルギー性結膜炎

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  • 花粉
  • ハウスダスト
  • 犬などの動物の毛

などの外から異物が原因で、結膜炎を起こすケースも考えられます。

白っぽく透明でさらさらした涙に似ている目やにがでる

ほかにも

  • 目のかゆみ
  • ごろごろ感
  • 充血

などの症状が出ます。アレルギー性の結膜炎はほかの人に移る心配はありません。

  • 風邪系の症状も出ているなら小児科へ
  • 目の症状だけなら眼科へ

以上を目安に病院に行くことをおすすめします。炎症が落ち着けば数日でよくなることもあれば、数か月かかることもあります。

 

 

※目やにが酷くて目が開かないときの取り方

朝起きたら、赤ちゃんや子供の目が開かないくらいの目やにでガピガピになっているときがあります。主に細菌性結膜炎で起こりやすいです。

 

そんなときは、無理にはがしたりこすらないでください。以下のやり方でおこないましょう。

  1. ガーゼハンカチをお湯でたっぷり濡らす
  2. 優しくおさえて目ヤニをふやかす
  3. ゆっくりと拭き取ってきれいにする

目や目の周りを清潔にして、なるべくソフトに、刺激を与えないようにしましょう。ベビーオイルは、目に入るとさらに炎症しやすくなりますので、使わないでくださいね。

 

 

我が家の子供の目やに大量事件の体験談

我が家では長男が5歳頃、幼稚園に行っている時にはじめて細菌性結膜炎になりました。

ある朝いきなり、目やにがたくさんこびりついて目が開かなくなって泣いているのです。

親である私は初めてだったので、大変焦りました。とにかくすごいことになっている!ひどい目ヤニなのでびっくりしたといった記憶です。

 

とりあえず濡らしたガーゼをつけて、ビカビカになった目ヤニをとって、なんとか目を開けさて急いで小児科に出向いたものです。

 

慌てて駆けつけましたが、先生はいたって冷静に

「細菌性の結膜炎ですぐに治ります。」

と言ってくれて、私も冷静になれました。とにかく目やにの量が尋常じゃないので、細菌性の結膜炎はすぐに異常に気付きます。

 

病菌から目薬と軟膏を処方しもらうと、1週間もしないですぐに治りました。この間、問題なのは、当時5歳の長男が目薬を嫌がって嫌がって・・。

 

お父さんに体を固定してもらい無理やり入れていました。ただ

こんな方法があったのです。>>《子供への目薬の差し方》3ステップ~眼科から目をつぶったままでOKの方法も!

長男のときは、必死にやっていて・・その後さし方のコツを覚えたので、次男のときはスムーズにいきました。ごめんよ長男くん。子育てはちょっとしたテクニックって大事だと、経験を積んで気がつくことってあると実感しました。

 

終わりに

子供の目やにが大量に出るときに考えられる原因でした。多くの場合細菌性やウィルス、アレルギーによる結膜炎によるものです。

 

異常を感じたら、すぐに病院に行くことをおすすめします。経験上小児科でも十分対応してくれると実感しています。

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