子供を幸せ体質にする3つの言葉がけ
Smile / LeMast
将来子供には幸せになってほしいと、どの親も思うのではないでしょうか。そこで、子供が幸せ体質になるような3つの言葉を紹介しましょう。
1、ありがとう
「ありがとう」・・日常でしっかり子供に伝えていきたいことですね。
「ありがとう」=相手の行動を肯定することば
子供がしてくれた行動そのものを肯定することになるので、子供の自尊心や自己肯定感が高まります。
また、感謝の言葉を口にする親自身もまた幸せになれます。
「感謝の心が高まれば高まるほど、それに正比例して幸福感が高まっていく」松下幸之助
ぶっちゃけ、ありがとうは、ハードルが軽いのではないでしょうか。
まずは、簡単なことでも何かしてくれたら、ありがとう!って伝えるようにしましょう。親子間だけでなく、夫婦間でも伝えていきたいですよね。
2、愛しているよ
次は愛しているです。ちょっとハードルが上がった気持ちがしますよね。愛しているなんて、なかなか照れくさくて言えない!欧米か!と思ったり。
自分が子どもに「愛しているよ。」と言う姿を想像すると、違和感を感じたり、心のなかがぞわぞわする人がいるのではないでしょうか。
管理人もそうです。なぜなのか?
子供時代に親から愛していると言われたことがなかった
だから、ぞわぞわしたり違和感を感じるのです。管理人も実際そうでした。自分が子供時代に、そんなこと言われなかったので、なかなか言えないんです。
でもいざ「愛しているよ。」と、言ってみると、どうってことなかったり、慣れもあってその後は言えるようになります。
ただダイレクトに愛しているとは、なかなか言えないですよね。日本人だし・・。そこで「愛している」を変換してみましょう。
「愛している」の変換ことば
- 「だーいすき」
- 「〇くん(ちゃん)はお母さんの宝もの」
こんな言い方に変換しても、いいですよ。とくにお子さんが小さいときほど、軽く言えると思います。ぜひ小さいころから伝えて、親も言い慣れておくとよいですよ。
子供が小学校高学年以上になると、なかなか言うチャンスがやってこないし、さらに親がそもそも気恥ずかしいと思うと、本当に機会がやってきません。
今現在長男12歳長女10歳の身としては、強く実感しています。けど、高学年になったって、中学生になったって、子供は言われたら絶対うれしいです。
「愛している」は、最初照れくさい場合、ちょっとおどけたように言ってもいいですし、アニメのセリフ風に伝えてもよいですよ。それでも十分子供は喜んでくれますよ。
3、ごめんね
ついプライドが邪魔して、親は子供に、ごめんねって、なかなか言えないかもしれないですね。管理人もそうです。
まず、子供にあやまるようなシチュエーションの例をあげてみました。
例1 いつもより怒りすぎた
いつもは子供が同じことをしても、注意する程度だったり、言い方も柔らかいのに、親自身の機嫌がたまたま悪く、いきなり強く怒ってしまった。
ありますよね。親だって人間だもの。いつもいつもニコニコ母さんや父さんでいれるわけではないです。
こんなときに、
ごめんね。お母さんちょっと疲れていたからきつく言い過ぎた。けど、これからは気をつけてね。
と言えたらいいですよね。なかなか言えないかもしれないけど、素直に伝えましょう。子供は絶対わかってくれます。
例2 勘違いして子供を叱ってしまった
子供がよかれと思ってした行動について、勘違いして怒ってしまった。
後で聞くと、そうだったんだね。そんな意味で行動したんだ、とわかるものの、つい行動だけみて、怒ってしまうなんてことがありますよね。
しかも子供の動きがちょっと危なっかしかったり、とっぴょうしもないと、ただいたずらしようとしているのかと思い、きつく言ってしまったりします。こんなときも、
ごめんね。お母さん気がつかなかった。
こんなふうに言えたらいいですね。ついでに、「~ちゃんは、○○しようとしたんだね。」と行動を認める言葉をかけるとよいですね。
3つの言葉が子供を幸せにする理由
「ありがとう。」「愛しているよ。」「ごめんね。」この3つの言葉が、子供を幸せにする理由とは何でしょう。
子供自身の自己肯定感が高まり、子供が大きくなった時に幸せ体質になります。
自己肯定感が高まるということは、簡単に言うと、
- わたしはここにいていいんだ。
- ぼくはこのままで素晴らしいんだ。
と思うようになるのです。
親である私たちは、子供が将来幸せになるために、こうなってほしいという希望を持つと思います。たとえば
- 将来優秀な企業に就く・・
- お金持ちと結婚する・・
- 社長になる・・
ただ、
大人になったときに心身の状態が健全であることが一番大事
どんなに金持ちになっても、社会的に成功したとしても、気持ちの面や生き方に支障をきたすようであれば、幸せとは言えないですよね。
子供には精神面でも安定していてほしいですよね。そのために、小さいころから上記の3つの言葉をこどもに伝えてくとよいですよ。
言葉自体はとても簡単ですし、日常でもそんなシーンが普通に出てくるはずです。あとは少しずつでも実践です!
はじめは慣れなくて、言うのにパワーがいるかもしれないですが、
いつか言うのが習慣になります。
終わりに
子供を幸せ体質にする3つの言葉がけでした。簡単な言葉なのに、なかなか言えてなかったり、言っているつもりでもまだ足りない?と思ったり。
管理人も日々奮闘しています汗。けど伝えて損はない!の精神でまずは実践してみてくださいね。