「幼稚園を嫌がるようになった時の対処法が知りたい!」
「行きたくない!と泣くのだけど親はどうしたらいいの?」
急に幼稚園を嫌がるようになって、困ってしまう親御さんもいることでしょう。
何かうまい対処法があれば知りたいと思いませんか。
NLP心理学に基づいたスキルを使えば、嫌がる子供にやる気を持たせることができるかもしれません。
そこで幼稚園を嫌がるときのNLP心理学から学ぶ3つの対処法と原因を紹介しましょう。
【幼稚園を嫌がる】NLP心理学から学ぶ3つの対処法
1、ぺーシング
- 「行きたくない」→「そっか~行きたくないんだね。」
- 「今日はお休みするの。」→「そうだね。○ちゃんは幼稚園休みがいいんだね。」
このような伝え方をして、幼稚園を嫌がる子供の気持ちをいったん受け取るという対処法をおこないましょう。
このスキルをNLPでは
気持ちを受け取る=ぺーシング
と言います。
実際に大人でも話を聞いてもらったときに、同調してもらったり気持ちを受け取ってもらえたような返事をされるとうれしい気持ちになります。
子供ももちろん同じなのです。まずは、子供が幼稚園に行きたくない~という気持ちを受け止めてあげましょう。
2、リーディング
- 「幼稚園行ったらお歌するのかな?」
- 「バス停に一番に行けるかな?今日も○君バス停にいるかな?」
次の対処として、幼稚園に行くまでの流れや行った後の楽しいことを連想させるような質問をしてみましょう。
未来の楽しいことを想像させるような質問をすること=リーディング
と言います。
「幼稚園=いや!」
という否定的なイメージを、楽しいイメージに変える質問です。
また、
- 「お洋服、青と黄色どっちを着る?どっちが先生かっこいいって言ってくれるかな?」
- 「今日の給食は何かな?混ぜご飯かな?パンかな?どっちだと思う?」
というように、
2択を選ばせる質問をするのも効果的!
二つともポジティブな選択肢にするのがポイントです。
こうすると幼稚園=楽しい!という未来が見えてくるのではないでしょうか。
3、モデリング
さらにNLPでは
モデリング=なりたい自分の理想像を具体的にイメージさせるようなスキル
があります。
たとえば
- 仮面ライダーみたいになりたい男の子
- 近所の年上のお姉ちゃんにあこがれている女の子
SAKURAKO attended entrance ceremony. / MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)
子供にとってちょっと憧れの人やキャラクターがいるならそれをうまく使うというワケです。
- 親「○君、仮面ライダーになりたいんだよね。もし○君が仮面ライダーだったら、どうする?」
- 子「(決めポーズをする!)」
- 親「そうだよね。かっこいいい仮面ライダーになった○君を先生に見せようか。」
このように、理想の姿を上手にイメージさせて、子供のやる気を引き出すという対策があります。
いつもうまくいくとは限りませんが、
嫌がったときの対処法の引き出しをいくつか持っていると、親も焦ることが少なくなるのではないでしょうか。
幼稚園を嫌がる5つの原因
そもそも子供が幼稚園を嫌がるようになる原因は、どこにあるのでしょうか。
なかには、4月の最初は普通に行っていたのに、あるとき急に嫌がるようになる子供もいます。
いきなりで困った・・と感じるママもいるでしょう。幼稚園を嫌がる原因として、以下のような理由が考えられます。
- 家の環境の変化(下の子が生まれたなど・・)
- 連休明け
- 病み上がり
- 幼稚園で嫌なことがあった
- ママといたい
連休明けや病み上がりの時は、どうしても幼稚園を行きたくない気持ちなりがちです。
そんなときは、
幼稚園での楽しい出来事を連想させるような質問(リーディング)
を投げかけましょう。
また下の子が生まれた場合に、なんとなく自分だけ置いて行かれる気持ちになり幼稚園を嫌がることもあります。
モデリングをうまく使って、素敵なお兄ちゃん&お姉ちゃんへと導いていけたらよいですね。
幼稚園で嫌なことがあるといっても、親にとってはたいしたことないと思うようなことかもしれません。
しかし子供にとっては深刻なこともあるでしょう。
気持ちを汲み取る(ぺーシング)ことが大事なのです。
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終わりに
子供が幼稚園を嫌がるときの対処法でした。NLP心理学の分野からみた考え方です。実は子供や幼児だけでなく、大人にも有効な方法です。
もちろんいつも成功するというわけではありません。ただいろいろな対処法の引き出しを持っていれば、親も余裕が持てます。ぜひ参考にしてくださいね。