SAKIKO – Bear hunter! / MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)
子供が1歳代の時期に、なんでもワンワンという時があります。犬はもちろんですが、猫やクマもワンワンと言ったり、アリなどの虫さんや、鳥やお魚なんかもワンワンと言いますね。
可愛いな~と思いながらも大丈夫かな?とちょっと心配になることがあるのではないでしょうか。
動物全てに対してワンワンというのは、言葉が出はじめた1歳代の時期の子供にはよくあることですので、大丈夫です。そこで
なんでもわんわん時期におすすめの親御さんの言葉がけのポイントを紹介しましょう。
なんでも「わんわん」という子供
1歳代になると個人差がありますが、ある時期、動物や昆虫などすべてをわんわんという時がありますね。
人以外の動くものや4本足の毛のある動物を認識しているということですので、子供にとって大発見なんですね。
お散歩中のワンちゃんやテレビに映っている猫さんを見て嬉しそうに、「わんわん、わんわん」と連呼する子さんもいます。
実はこの時期の言葉が出始めの子供にとって、わんわんにはいろいろな意味があるのです。
「わんわん」一つにさまざまな意味がある
子供にとって語彙が少ない時期には、わんわんひとつがさまざまな意味を持っているのです。たとえば
「わんわん」のいろいろな意味
- わんわんがいた
- わんわんが食べた
- わんわんが吠えた
- ぞう、とり、うさぎ、猫など動物全般
上記のように、言葉が出始めたころの子供は、わんわん一つで、二語文を表現しています。またわんわんが動物全般や虫などすべての意味をもたせて発言しているんです。
子供がもっと話したいという気持ちを高めるような言葉がけがあります。親御さんは以下のように声掛けするとよいですね。
親のおすすめの言葉がけ方2つ
1、親は言葉をつけ足してあげよう!
たとえばお子さんが、わんわんがご飯を食べているところを見て「わんわん!」と言ったら、
「そうだね、わんわんがご飯モグモグしているね。」
こんな風に状況に合わせて、補足して、言葉を付け加えていくとよいですね。ほかにも
「わんわん可愛いね。」
「わんわん来たね。」
のように、状況や気持ちを伝えてあげてもよいですね。その場面に応じて、隠れている二語文を補足して伝えていく感じです。
また実際は猫さんだったり、キリンさんの場合は
「ネコさんだね、可愛いね」
「キリンさんだね。首が長いね」
こんな風に言い換えて伝えていくとよいです。
2、否定はしないで受け止める
お子さんが違う動物を指してわんわんと言っても、たとえば
「わんわんじゃないでしょ、猫だよ。」
など、子供の言葉をいきなり否定するような言葉がけは避けたほうがよいですね。
まずは子供の伝えたいという気持ちを受けとめて、「そうだね~。ネコさんだね。可愛いね」「ネコさんにゃーんて鳴いたね」という風に伝えていくのがgoodです。
このように伝え続けていくと、自然に二語文が増えたり、違う動物の名前を憶えていくようになります。のんびり伝えていくとよいですよ。
なんでもにゃんにゃん時期もある!
ある時期に、動物全般をわんわんというお子さんは多いですね。やはりNHKの番組の効果は絶大です。
ただなかには、なんでもニャンニャンなんて言うお子さんもいるんです。お家に猫がいるような家庭だと、まずにゃんにゃんから覚えというわけです。また動物だけでなく
- 昆虫
- クルマ
- ぬいぐるみ
など4本足?のものをすべてにゃんにゃんやワンワンということもあるのです。人間以外の動くもの=わんわんということなんですね。とても可愛いです。
いずれ覚えていきますので安心してくださいね。まとめますと以下のステップで、親御さんは答えてあげるとよいですよ。
- 子供の伝えたいという気持ちを受け止める→そうだね~
- 否定しないで言葉を付け加える→わんわんがご飯食べているね、猫さん可愛いね。
このステップは、なんでもわんわん時期だけでなく、子供の伝えたい気持ちを高める効果があるのです。さまざまな場面で意識してみるとよいですね。
【二語文が出ないと感じたら】コミュニケーション力を高める3つの言葉がけ~いつから二語文はでるの?
【子供への良い褒め方5選】バリエーションをもたせて楽しく子育てを♪
終わりに
なんでもワンワンという時期に対しての、親御さんのおすすめの言葉がけでした。否定しないで付け足して返してあげる・・ということです。
子供がもっと話したい!もっと気持ちを伝えたい!とい思ってくれるようにするためにもぜひ意識してみてくださいね。