「乗り物酔いっていつからなるもの?」
「赤ちゃんは大丈夫そうに見えるけど・・」
ふとした疑問がわくことがあるのではないでしょうか。
気持ちよく車に乗っている赤ちゃんを見て、不思議に思うことがあるでしょう。実は耳の機能が未熟な赤ちゃんは、乗り物酔いなどにはならないとされています。
そこで乗り物酔いが起き始めるる時期と、予防のための訓練方法を紹介しましょう。
※乗り物酔いっていつからなるの?
耳の機能が十分発達していない赤ちゃんは、乗り物酔いにはならないといわれています。個人差がありますが
乗り物酔いの症状・・2,3歳からはじまり小学生~中学生がピークとなる
と言われています。その間いろいろな乗り物に乗るなかで、徐々に慣れていき大人になると減少するといわれています。
また40~50代頃に、再び酔いやすくなる傾向があります。
ですから生まれてすぐの赤ちゃんの場合は、乗り物酔いは無縁といえるでしょう。ただ、中には、1歳前頃でも車酔いの症状が出る赤ちゃんもいます。
少しでも気になる症状が見られたら、無理な遠出は控えましょう。
※乗り物酔いの症状とは?
乗り物酔い=吐く
という症状のみと思いがちですが、それだけではありません。ほかにも
- 顔色が白くなる
- めまい
- 頭痛
- 生唾が出る
- 冷や汗
- 手足が冷たくなる
このような症状が現れます。突然起こる自律神経の乱れのような状態になります。
車の中で、子供の顔色が悪いな・・いつもと違うと思う場合は、乗り物酔いかもしれませんので注意して様子をみましょう。
※乗り物酔い体質にならないための訓練や予防方法は?
では次に乗り物酔いしないための予防法を紹介しましょう。訓練といっても小さい子供が遊びながらおこなえるものばかりです。
1、回転運動をする
- 後ろ向きに歩く
- ブランコで遊ぶ
- マットで前転&後転
- 横に寝た体勢から起き上がりすぐダッシュ
- 一輪車に乗る
以上のようなことをおこなうと、耳の中の三半規管が鍛えられ酔いにくくなるといわれています。
ちょっとした訓練として、小さいころから遊ばせてあげるとよいでしょう。
ぐるぐる回る地球儀型の遊具(グローブジャングル)も、危ないという理由で見かけることが少なくなりましたが、耳の三半規管を鍛えるためにはとても有効な遊具だったのです。
※注意点 無理のない程度におこなうこと!
乗り物酔いになりやすいかどうかは、
遺伝や体質も大きく関係する
と言われています。
上記の訓練をしても酔いやすい子供もいますし、特に何もしなくても全然酔わない子供もいるのです。できる範囲でさせましょう。
2、自律神経を安定させる
また、乗り物酔いの症状は
突然起こる自律神経の乱れ
とも考えられます。
- 睡眠をしっかり確保する
- バランスの良い食事をとる
- ストレスや不安をためない
日々このような生活を送り、自律神経を平常にしたいものです。
子供の場合、一度吐いてしまうと、
「また吐くのではないか?」
というナイーブな気持ちが、乗り物酔いの悪化に大きくかかわってくることがあります。
親はつい心配してして、「また乗り物酔いするかもしれない・・」なんて言いすぎてしまうことがあります。ただ
親はあまり口や態度に出しすぎないのが望ましい
このようにして対応するとよいですね。乗り物酔いしやすいお子さんの場合は、以下のような対処がおすすめです。
>>子供の乗り物酔い対策【薬がなくても手軽にできる対処法7選】
終わりに
いつから乗り物酔いってなるの?
赤ちゃんを見ながらそう感じるママさんもいるでしょう。早い子だと、だいたい2,3歳頃から出始める場合があります。
小さいころからの楽しい遊びを通じて、予防目的で訓練するとよいですね。遺伝も関与しますので、無理のない程度に取り組みましょう。