SAKURAKO – Picture Diary / MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)
「夏休みの絵日記はどう書けばいいのかな?」
「絵日記の書き方の例を知りたい!」
特に1,2年生の低学年の子供がいるお家で、夏休みに入ると悩みやすい問題ですね。
子供の自由にさせると、どうしてもまとまりない感じになります。そこで
夏休みの絵日記の上手な書き方3ステップを紹介しましょう。
ステップを踏んで順番に書くだけなので、子供にも伝えやすくなります。例文もありますので参考にしてください。
【夏休みの絵日記】上手な書き方の例~3ステップ
まず、絵日記を書くときには、
書く内容を一つに絞ることから始めます。
例えば海水浴に行ったことについても、
- 海のなかにもぐったエピソード
- 砂浜で遊んだエピソード
- バーベキューをしたエピソード
などいろいろあるでしょう。
海水浴というイベントの中から、さらに一つのエピソードに絞り込んで内容を決めます。
そして以下のステップで絵日記を書くようにするとうまくまとまります。
ステップ1、書き出しは結論を!
- いつ
- だれと
- どこに
- 何をした
まず最初に、書きたい出来事を上記のように具体的に書きます。
たとえば、「いつ」の場合だと
- 海水浴をしたなら「朝から」
- 花火をしたなら「夜に」
となります。
「だれと」も、
- お父さんと・・
- 友達の○ちゃんと・・
と具体的にかきます。同じように「どこに」「何をした」も具体的に書きましょう。
例文 朝から家族みんなで海に行きました。わたしは、水中めがねで海の中を見て遊びました。
ステップ2、一番おもしろかったことを書く
そして
- 一番おもしろかったこと
- 印象に残っていること
を書きます。そのときに
五感で感じたことを表現するようにするとgood!
たとえば
- 視覚・・赤や黄色のきれいな花が咲いていて・・
- 嗅覚・・魚が焼けるにおいがしました
- 触覚・・貝を触ったらざらざらしました
- 聴覚・・パチパチと火花が飛びました
- 味覚・・海の水がしょっぱくて・・
例文1 花火に火をつけるとパチパチ音がして、とてもきれいでした。
例文2 海で拾った貝をさわると、ざらざらして魚のようなにおいがしてびっくりしました。
親は上手に声かけをしよう!
絵日記を書く前に、子供が一番おもしろかったことを思い出したときに、親御さんは子供に、
- どんな色だった?
- どんなにおいがした?
- 触ったらどんな感じがした?
こんな風に聞いてみるとよいですね。
五感でどう感じたかを書くようにヒントを与えるとよいでしょう。もちろん、五感のすべてを書く必要はありません。そして
- 「○○のような」という比喩
- 「パチパチ」のような擬音語
こちらを入れると、読み手に気持ちや雰囲気が伝わりさらに良い絵日記になります。
高学年くらいなら、比喩や擬音語を意識するとナイスな印象に。
もちろん、子供のレベルに合わせましょう。あまり親が介入しすぎない程度に、子供に聞いてみるとよいですね。
ステップ3 最後は感想を書く
そして、最後の締めは感想を書くようにします。
理由とともに
入れるのがよいです。
- 例1 もぐってみて、はじめて海のなかの魚を見れたのでとても楽しかったです。
- 例2 花火がとてもきれいだったので、またやりたいと思いました。
※絵と文はどっちから書くとよい?!
絵日記はどっちから書けばいいの?こんな疑問がある親御さんもいるでしょう。結論からいって
どちらから書いてもかまいません。
イメージをふくらましやすいので、絵から描くのがよいかもしれません。子供の好きにさせるとよいでしょう。
>>【自由研究】親の手伝いはどこまですべき?考え方と先生の発言
>>本の紹介文の書き方の例《4ステップ》&小学生への声かけの仕方
>>【子供と一緒の夏休み】イライラする!!5つの解消法で前向きに♪
終わりに
夏休みの絵日記の上手な書き方のコツでした。1,2年生だとどうしたらいいの?
と親も考えてしまいますね。
ひとつのイベントの中から、さらに一つのエピソードにしぼって書くようにするうまくまとまりますよ。上手に五感を聞き出して表現できればよいですね。
ただ、1、2年生だとすべてのステップを踏んで書くのが難しい場合もあります。できる範囲でさせてあげたらよいと思います。