【二語文が出ないと感じたら】コミュニケーション力を高める3つの言葉がけ~いつから二語文はでるの?


Mother and child / quinn.anya

二語文が出ない・・遅い・・と感じて、心配になる親御さんもいるかもしれませんね。2歳後半ごろに、心配になる人が多いです。

 

そもそも二語文は、いつごろから出るものなのかも、あらためて知りたいところです。そこで二語文が出ない場合の、親としてのおすすめの言葉がけの方法を紹介しましょう。

 

あわせて二語文についての疑問もまとめましたので参考にしてください。

二語文の意味とは?

まずあらためて二語文とはなんなのかを確認しましょう。二語文の読み方は「にごぶん」になります。

二語文とは

『パパ いた』

のように、

ある時期から子供は、単語と単語をつなぎあわせた言葉を発するようになります。これが二語文の意味になります。

 

 

二語文はいつから出るようになる?

二語文はいつ頃から出るようになるのでしょう。

だいたい2歳前後から二語文が出ると言われています。

早い子だと1歳6か月頃から言うようになりますし、2歳6か月頃に言えるようになる子供もいます。たとえば

『わんわん いる』

『ブーブー 乗った』

『パパ バイバイ』

こんな言い方をするようになれば、二語文ができるようになるといえますね。

 

 

二語文が出ないと思うときはこうしよう!3つの方法

なかには2歳後半になっても、なかなか二語文が出なくて、ちょっと心配という親御さんもいることでしょう。

 

そんなときは、親として以下のような言葉がけを意識するとよいです。

 

1、文を加えて伝える

子供にとって、一語の言葉にもさまざまな意味の二語文が隠されているのです。

たとえば「ブーブー」と一語言った場合

「車があった」

「車に乗りたい」

上記のように、複数の意味が隠れているのです。ですので、行動のなかで予測できる言葉を、親がつなげてあげるとよいですね。

 

たとえば、児童館等でブーブーと子供が言ったら

「ブーブーいたね。」

「ブーブーに乗りたいね。」

こんな風に、親は子供が伝えたいことを予測して、伝えてみるようにすると、子供のコミュニケーション能力が高まりやすくなります。

 

また子供に伝えるときは、以下のポイントがあります。

  1. ゆっくり&はっきりと言うこと
  2. 短い文章を繰り返し言うこと

「ブーブーに乗ろうね」などのように、短い文章を繰り返して、はっきりとゆっくりというと伝わりやすくなります。

 

二歳ごろになれば、買い物や公園、児童館などに行く機会があるでしょう。行動のなかで、自然に起こる会話の手助けをおこないましょう。

 

2、子供の気持ちを伝える


Love / Tom Van de Peer

さらに、普段から子供の気持ちを代わりに伝えるようにするとよいですね。

「うれしかったね。」

「びっくりしたね。」

親として、子供の気持ちを代弁して伝えるようにすると、コミュニケーション力が高まるといわれています。

子供が「お母さんやお父さんはわかってくれる」と思うと、『伝えたい』気持ちが高まりやすくなります

大人でも一緒ですね。私の気持ちをわかってくれる・・という人には、なんでも相談したくなります。

 

子供も一緒なのです。親は、子供の気持ちを言葉にするように心がけることが、子供のコミュニケーション力を高める要素となります。

 

2歳後半になって、一語文だけしか出なく、なかなか発展しないと思うときは、ぜひ子供の気持ちに寄り添う言葉がけをしてみましょう。

 

 

3、オノマトペを使う

オノマトペとは・・擬態語や擬音語

たとえば

  • カミカミ(噛む)
  • ビリビリ(破る)
  • パクパク(食べる)

などのような擬音語や擬態語は、子供が真似しやすく、声が出やすくなります

 

なおかつ

オノマトペには、楽しい雰囲気をかもしだしてくれる効果もあるのです。

実際にNHKの子供番組には、これでもかというくらいオノマトペが使われていますね。

 

親は、まずそんなテレビのマネからはじめてみるとよいです。普段の生活のなかで、さりげなく擬音語や擬態語を使っていくと、子供の話す力が高まるといわれています。

 

二語文が出ないな、遅いなと感じるときには、ぜひオノマトペを使ってください。2歳3歳でもとても大好きなのがオノマトペなのです。

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終わりに

二語文が出ない・・遅い・・と感じるときの言葉がけの方法でした。またいつから出るのか、知りたいと思う人もいるでしょう。

 

言葉を補ったり、オノマトペを使うなどの方法は、普段の日常のなかで起こりうる会話のなかで、自然に使っていくとよいです。また子供の気持ちを伝えることは成長のためにも、癖づけるとよいですね。

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