仕上げ磨きを嫌がる1歳・・
泣いたり歯ブラシを手で払いのけたり、身をよじらせて嫌がったりと、1歳の子供が嫌がると本当に大変になりますね。
そこで1歳児が仕上げ磨きを嫌がるようになったときのリセットの方法を紹介しましょう。
いったん嫌がるようになると後々大変ですので、楽しくできるよう再スタートするとよいですよ。
無理矢理の仕上げ磨きはNG!
嫌がっている子供を押さえて、必死の形相で仕上げ磨きをすると・・歯磨きに対して
- 怖い
- 嫌
というマイナスなイメージを持たせてしまいます。ですので、無理やりおこなう仕上げ磨きはやめた方が良いです。
1歳くらいだと、嫌と感じると激しく抵抗しますね。抵抗されると丁寧に磨けませんし、無理やりやると、
さらに「歯磨きは怖い」と脳にインプットされます。
どんどん仕上げ磨きを嫌がるようになりますので、悪循環になるのです。ですので、1歳児の子が嫌がりだしたら、いったん仕上げ磨きのマニュアルを横に置きます。
子供の歯磨きは、ほかの生活習慣よりも時間をかけてゆっくり対応するのがベター
いきなりマニュアル通りしっかりしようとすると、嫌がってしまい歯磨きを見ただけでも逃げてしまうことがありますね。
そんなときは下記のような方法からゆっくり再スタートして、一度嫌がる気持ちをリセットさせましょう。
《仕上げ磨きを嫌がる1歳》リセット方法~3ステップ
ステップ1、歯磨きの絵本やDVDを見せる
1歳くらいだと、すぐに真似します。テレビや絵本を見ながら、さりげなく歯ブラシをもたせてお母さんも、遊びながらまねっこしてみます。
動画なら上記だと、仕上げ磨きのシーンがしっかり映っていて理想的です。
ステップ2、ぬいぐるみに歯磨きをさせる
子供が興味を持ってくれたら、ぬいぐるみに歯磨きをしてみます。
お母さんの歯を磨かせてもよいですよ!
そして「次は〇ちゃん(くん)の番だね。」と言って、誘導しましょう。
ステップ3、子供の歯磨きをする
優しく子供に歯磨きをします。
※短時間で優しくサッと磨いて終わること!
食後でなくてもかまいませんし、きちんとできていなくてもかまいません。
まずは子供にとって「歯磨きは怖くないし痛くないんだ。」という気持ちを持たせてあげることが大事
その後ゆっくりと、ていねいに仕上げ磨きをおこなうように移行しましょう。
子供が仕上げ磨き=怖いとインプットされてしまったときは、焦らないで進めていくのがコツです。
楽しく仕上げ磨きをおこなつコツ
また以下の方法で楽しく仕上げ磨きをするようにすると、子供も徐々に慣れてきますので参考にしてください。
1、嫌がるときは「1日1回」寝る前に!
たしかに「食べたら磨く」が理想です。ただ、子供が嫌がるようであれば、1日の終わりの時間に1回おこないましょう。慣れてきたら、昼ご飯後にもやってみます。
2、あおむけを嫌がるときは対面姿勢で!
1歳くらいだと、
あおむけの姿勢になると、いつもの視界と変わり下から見える親の顔が怖く見えることがあります
それが恐怖で、嫌がるようになることがあります。
基本は親のお膝に、あおむけになるのがですが、どうしても嫌がる場合は以下の姿勢でOKです。
- 壁際に立たせて仕上げ磨きをする
- 背もたれのある椅子に座らせて仕上げ磨きをする
上記のような対面姿勢にして、歯磨きをしてあげます。
子供の頭の後ろに壁やいすの背があたるようにして、グラグラ動かないようにさせましょう。
3、笑顔&声かけをする
仕上げ磨きをしている間、親は無言でいませんか。つい一生懸命になってしまうんですよね。顔つきも真顔だったりと・・。
ただ、子供は親の必死な雰囲気が伝わり、嫌に思ってしまいます。ですので笑顔を作って
「あっばい菌さんがいた。やっつけるぞ!」
「ばい菌さん、バイバイ~」
こんな風に、楽しくなるような言葉をかけながらおこなうとよいですね。
また、仕上げ磨き後に、ちょっと美味しい味がするハミケアを用意すると、嫌がらずに寝ころんでくれることがありますよ。>>「ハミケア」仕上げ磨きを嫌がる子供に超絶オススメ!~使い方や注意点について
終わりに
仕上げ磨きを嫌がる1歳児への対応でした。意外と子供は、あおむけの姿勢が苦手だったりすることがあります。
そんなときは無理しないで、対面でおこないます。また1歳頃、いやがって拒否するなら、1日1回にしたり、サッと終わらせることがはじめるとよいですね。