Udo n’ Pasta Face / juhansonin
「離乳食を丸呑みして詰まるみたいだけど大丈夫なの?」
と心配になるママさんもいることでしょう。
10ヶ月~1歳前後になる赤ちゃんだと、離乳食を口に入れても2,3秒でなくなっていたり、モグモグ&カミカミしていないように見える食べ方をする場合があります。
また、口にどんどん詰め込んで「おえっ」とえずたり嘔吐する子供もいるのでないでしょうか。
丸呑みしていそうな場合は、二つの理由が考えられます。
そこでそれぞれの対策方法を紹介しましょう。
1歳前後の離乳食の丸呑み【2つの理由】
1歳前後になると、離乳食を与えてもすぐに飲み込んでしまう赤ちゃんもいます。1歳前の7、8,9か月ころから丸のみしだす赤ちゃんもいます。
料理したものが、赤ちゃんのお腹を通って、そのまま下から出て愕然とするママさんもいることでしょう。離乳食の丸呑みには以下の二つのパターンがあるのです。
- 食欲旺盛すぎる場合
- 移行が上手く進んでいない場合
この二つの理由で対処法が異なりますので、自身の子供はどのようなタイプかをまずはチェックしましょう。
1、食欲旺盛で丸呑みしてしまう時の対策法
食べることが大好きで、うれしくて丸飲みしがちになる場合は、
歯茎や舌でつぶさないと飲み込めないほどのサイズにするとよいですね。
例えば
- ゆでたニンジンや芋→スティック状ではなくて薄くしていちょう切りにする
- おにぎり→3口で食べられるほど大きさにする
- トースト→こちらも手のひらサイズにする
以上の方法を試してみましょう。
パンは詰まりやすいので気をつけてください。それでも丸呑みすることがあるかもしれませんが、赤ちゃん自身も成長して少しずつ慣れていくはずです。
また、どんどん口に入れてしまいオエーっとえずくお子さんも少なくありません。
中には吐くケースも・・。食べることに興味があるのは良いことです。その場合は
スプーンを何個も用意して一口分ずつ乗せて皿に並べる
まるでおしゃれなフレンチのように並べてあげる方法です。手づかみ食べの時期ですが、こんな技をしてみてもよいでしょう。
こうすると、リスのようにどんどん口に詰め込むのを防ぐことができます。また、
なくなったら足すなどして、一口ずつお皿に置くようにしてもよいですね。
手間がかかりますが、いっときのことですので、上記の方法をしてもよいと思います。
2、移行が上手く進まず丸呑みする時の対策法
そして、上手に噛むことができずに丸飲みして詰まる場合もあります。離乳食の移行がどこかでうまくいってないのかもしれません。
その場合は現在カミカミ期であれば、その前のモグモグ期に一度戻すとよいでしょう。
その後再び、ゆっくりカミカミコースへ移行していきます。その子その子でペースは違いますので、マニュアルよりも遅いと思っても焦らないで進めていきましょう。
1歳前後だとある程度丸呑みする?!
知り合いの保育士さんによると、
奥歯が生えていない1歳前後だと、丸飲みしてしまうことは、そこそこありがちなこと
だそうです。ある程度固くしてもそのまま飲んでしまう可能性も高いのです。
だからといって対策しないのはやはりマズいですね。ほかにも
ママがオーバーなカミカミ&モグモグを見せる
という手を使ってみましょう。パパに協力してもらったり、いないいないばあの「ぱっくんモグモグ~」の歌を利用してもよいです。
真似っこが大好きな時期ですので、うまく真似してくれるかもしれません。
さらに、
人参や大豆、ひじきなどはそのまま外に排出されることが多いです。
せっかく作ったのに、同じ状態で出てきてショックを受けるママさんもいるかもしれません。我が家もよく排泄物を見て、びっくりしたことがあります。
あえて詳しく書きませんが、
けっこうそのまま出ます汗
ただ、少しずつでも栄養は吸収されているんですよね。
こんなもんかと割り切って焦らず離乳を進めていく気持ちも大事だと思いますよ。何でもマニュアル通りには行きませんので。
何回も述べていますが、育児はお母さんがおおらかな気持ちでできるのが一番大事だと思います。
セオリーから大幅にずれるのは、もちろんいけませんが、絶対毎回正しくしようとしないで6、7割を目指すのが育児かなと。
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終わりに
離乳食を丸呑みしてしまう場合の対処法でした。詰まるような表情には、びっくりしますよね。
やはり奥歯がそろっていないとある程度丸呑みすることはありますし、消化しきれずに排出されることは少なくありません。
食事は毎日のことなので、悩んでしまいますね。子供のペースに合わせて焦らずに、いろいろな方法を試してみてください。