10月頃は、新しく小学生になる年長のお子さんの家に、就学時健康診断や検診の案内が届く時期ではないでしょうか。
そもそも就学時健診とは?知能検査の内容や服装はどうなの?といろいろ気になりますよね。そこで
経験を含めた就学時健診(検診)の内容やについて紹介しましょう。
地域によって、おこなう内容は違いますので参考程度にしていただけると幸いです。
※就学時健康診断とは?
まず気になるのが、就学時健診(検診)ってなんぞや?ということではないでしょうか。学校保健安全法第11条では、
「市町村の教育委員会が当該市町村の区域内に住所を有する者の就学に当たって、健康診断を行なわなければならない。」
となっています。簡単に言うと
就学時検診とは・・小学校に入学する前におこなう市町村の管轄による健康診断
ということです。市町村がおこなうので、地域によって内容が微妙に異なります。体のことを測定するだけでなく、知能検査をおこなう地域もあれば、知能検査がない地域もあります。
管轄する市町村では、就学時健康診断を実施する義務がありますが、家庭がでは、必ずしも受ける義務はないとなっています。多くの場合、ほとんどの子供が受けています。
内容は?
健康診断の内容ですが、おおむね
- 内科
- 歯科
- 視力
- 聴力
- 身長
- 体重
となっています。我が家の上の子たちも上記の検査をおこないました。なかには身長や体重を測定しない学校もあります。
※知能検査って何するの?
就学時健康診断を受ける際に、何をするの?どんな例題があるの?と思うのが、知能検査ではないでしょうか。うちの子何かひっかかるのでは?と気になってしまいますよね。
《知能検査の内容/例題》
管理人の経験や友達の話を聞くと、知能検査は以下のような内容になっていました。
- 間違い探し・・みかん イチゴ、バナナ、犬の絵を見せて仲間外れを探す
- 数の問題・・絵を見せて「どっちのリンゴが多い?」と選ぶ
- 量の問題・・ジュースが入っているコップの絵を見せて「どっちが多いかな?」と選ぶ
以上のような感じで、知能検査というよりも、楽しいなぞなぞみたいな簡単な内容になっています。自治体によって出される問題は異なりますので、参考程度にしてください。
また、どれだけできたかという点も見ますが、同時に落ち着きや受け答えなどを確認するそうです。
ひっかかるとどうなる?
もしも、この知能検査で何かあると判断された場合は、後日連絡があり、知能検査と面談をおこなう流れになります。
今回の健診でひっかかると、いきなり発達障害ということでなく、子供が緊張しやすい性格や照れやすかったりすると、うまく検査ができていないことがあります。ですので再度専門家による再検査や、面談をおこなう流れになります。
最近はこの知能検査の実施の是非が、問われている状態だそうです。
地域によっては就学時健康診断のときに、知能検査をやらない自治体もあります。
実際に管理人の真ん中子の入学前健診では、知能検査がありませんでした。
※就学時健康診断のときの服装
子供の服装
お子さんは、健康診断ですので、当然服を脱いで下着姿になります。ですので、
脱ぎ着しやすい動きやすい普段着でOK
脱ぎ着が慣れている、いつもの服装が望ましいです。
またお子さんのなかには、幼稚園を早退して、健診に来るケースもありますね。幼稚園の制服や指定ジャージでも全然大丈夫です。
お子さんは下着姿になるので、このあたりは気を遣って、きれいなものを用意してあげてくださいね。
お母さんの服装
お母さんの服装に関しても
普段着でOK
です。ド派手な感じにすると、なんとなく目立ってしまいますので、普通のカットソー+パンツのような姿が望ましいですが、まあ自由です。
なかには、仕事を早退してくる方もいますので、様々な服装といったところです。学校という場ですので、穴の開いたジーンズやアクセサリーじゃらじゃらなんていうのは、控えたほうがよいかと感じます。
終わりに
とくに初めてのお子さんの場合、小学校入学に関していろいろ気になりますね。11月12月頃に実施される就学時健康診断(検診)もそのひとつですね。
いわゆる体の検査と、地域によっては知能検査をおこないます。服装に関しては、動きやすい&脱ぎ着が楽ないつもの普段着がよいですよ。