天花粉とは?読み方は?と気になることはありませんか。病院で聞いたり、親世代の年代の人から聞いて、はてな?と思うことがあるのではないでしょうか。
ほかにも、赤ちゃんのあせもやおむつかぶれに良いと聞いたけど、本当なのかな?といろいろ気になりますよね。
そこで天花粉についてと、赤ちゃんのあせもに良いのか考察しました。
※天花粉の読み方
まず気になるのが天花粉の読み方です。
天花粉=「てんかふん」と読みます。
漢字だけではなかなか読めないですよね。現代よりも昔よく使われた言葉になります。
※天花粉とは?
天花粉とは・・キカラスウリの根が原料の、白色のデンプンのこと。
天花粉は、天瓜粉とも書きます。いわゆるベビーパウダーの昔の言い方と考えてよいですね。天花粉が昔の言い方で、ベビーパウダーが一般的な言い方になると感じます。
- 天花粉の成分=キカラスウリのデンプン
- ベビーパウダーの成分=タルク、コーンスターチなどのデンプン
ほかにも和光堂から出ている商品名=シッカロールがとても有名で、シッカロールとも普通に呼ぶ方もいます。
成分などの違いはあれど、
天花粉=ベビーパウダー=シッカロール
ととらえてよいと感じています。
年上の方が、てんかふんと言っているのであれば、ベビーパウダーのことだということです。
※ベビーパウダーは赤ちゃんのあせもに良くない理由
知っている人も多いと思いますが、天花粉=ベビーパウダーを、赤ちゃんのお尻にパフパフするのは良くないという話が浸透してます。以下のような理由があるとされています。
天花粉が赤ちゃんに良くない理由
- 汗もや湿疹症状を改善する効果がない
- 毛穴をふさいでしまう
- 呼吸系のトラブルを起こす可能性がある
- 目に入る可能性がある
以上の理由から、赤ちゃんに天花粉をすすめなくなりました。つけたときには、サラサラっとなりますが、あせもなどの症状を改善する効果はないそうです。
他にも毛穴をふさいだり、気管支や目に入るといったトラブルが起きる可能性があるんですね。
実際に、管理人がお世話になった産婦人科の助産師さんにも、ベビーパウダーを使わないように言われたことがあります。
また、およそ30年ほど前ですが、ベビーパウダーが赤ちゃんのお顔のかかり吸引してしまい窒息してしまったとう事件があります。
むかしの紙オムツは今と違いますので、おむつかぶれや汗もなんかもよく出ていたので、天花粉が大活躍していたようですね。
今現在は、紙オムツの成分もよくなってきていますし、ほかの方法があるので、今あえて天花粉を今使わなくてもよいかなと感じています。
※適量なら大丈夫!
もちろん今現在でも、天花粉を使用しているママさんもいるようですね。天花粉は害があるから絶対ダメということではないと感じます。
なかには、義理のお母さんや実母から、あせもに天花粉を・・と、勧められているという方もいるのではないでしょうか。
天花粉やベビーパウダーを、ちょっとつける程度なら問題ないと感じています。
また今のベビーパウダーは、安全性の高い成分を使っていますので、絶対ダメ!何が何でもダメ!ってことはないと思います。
- 適量塗布する
- 顔にかからないようにする
こちらだけ守って、ちょっと塗布する分にはよいと感じています。もし義理のお母さんがつけたがるなら、少量でよいそうですよ~とうながして、さらっとつけてあげればよいでしょう。
ただ、ママがちょっとでも嫌だなと思うなら、ほかの方法を使えばよいですよ。
さらに、天花粉を使っても、おむつかぶれやあせもが改善されなかったり、悪化するようであれば、すぐに使うのを中止しましょう。皮膚科に出向くことをおすすめします。
管理人の経験談
管理人は3人赤ちゃんを育てましたが、病院側にあまりおすすめされなかったこともあり、ベビーパウダーや天花粉をいっさい使っていませんでした。
ありがたいことに、おむつかぶれやあせもなんかのトラブルがあまり起こらない赤ちゃんたちでしたので、大変助かりました。
ただ、ちょうど長男のお友達のママさんは使っていましたね。サラサラしていて香りが好きだから・・と言っていました。へ~と思って眺めていた管理人です。
とくにそのママ友さんのお子さんは、おむつかぶれがひどくなるとか、害があるということもなく、普通に成長していました。
終わりに
天花粉とは?についてでした。いわゆるベビーパウダーと同じ意味で使われているようですね。
赤ちゃんのあせもやおむつかぶれに必ず良いというワケでもなさそうですが、少量サラサラっとつける分には、ぜったいダメ!ということもないのではないと思います。