「授乳中の飲み物でおすすめはあるの?」
「緑茶やジュース、炭酸が好きだけど1日どれくらいだと大丈夫?」
母乳を与えているママさんとしては、カフェインなどの問題で、飲み物にも気を配ることがあります。
赤ちゃんのために我慢するとしてもストレスがたまりますね。
1日どれくらいなら飲んでもOKなのか知りたいと思いませんか。そこで
授乳中の緑茶やジュース、炭酸などの飲み物のおすすめの摂取量を紹介しましょう。
緑茶のカフェインは?
授乳中の飲み物として緑茶はどうなのでしょうか。やはり緑茶好きの日本人は多いです。気になるのが、緑茶に含まれるカフェイン量ですね。
東京都福祉保健局のHPによると、
- 茶葉から作る煎茶100ml=約20mgのカフェイン量
- 市販の緑茶100ml=約14mgのカフェイン量
という結果になっています。
授乳時の1日のカフェイン量の推奨量=200㎎までですから、
緑茶に関しては1日1リットル以内で摂取すれば問題ありません。
ちなみに
市販のほうじ茶/ウーロン茶100mlのカフェイン量=約12㎎
です。緑茶よりももっと少ないのでたくさん飲むことができます。
炭酸飲料は?
では授乳中の飲み物として、炭酸飲料はどうなのでしょう。スッキリするので好きな人も多いですね。
ただ一口に炭酸飲料と言っても、いろいろ種類があります。
- ピュア炭酸水→カフェイン0
- 一般的な炭酸飲料500ml→カフェイン0~5㎎
- エナジードリンク→100g中多いもので48mgものカフェインが含まれる
上記のように、炭酸飲料はコーヒーに比べてカフェインがはるかに少ないので、飲んでもよいということになります。
ただカフェイン量よりも気になるのが、
- 甘味料
- リン酸
です。
炭酸飲料によっては、意外と糖分が含まれています。糖分の取りすぎは母乳の出にはよくないですので注意しましょう。
またリン酸はカルシウムを体外に出してしまうので、こちらも取りすぎには気を付けたいものです。
ただまったく炭酸飲料がNG!ということではありません。さっぱりする、あるいはお酒の代わりに!ということもあります。
1日数杯程度なら飲んでも問題ないでしょう。
ジュースは?
時として、甘いリンゴジュースやオレンジジュースを飲みたくなることがあるでしょう。ジュース類はカフェインはほとんど含まれていません。
ただ
野菜ジュースでも思った以上の糖分が含まれている
炭酸同様に過剰摂取をしないようにしましょう。
アップルジュース / amadeusrecord
また産後、体質が変化して、柑橘系のジュースでお腹がゆるくなる場合もあります。嗜好品とて、1日2杯ほどであれば飲んでもよいですね。
ココアのカフェイン量は?
ココアパウダー4gを入れて飲むとすると、1杯に8~10mgのカフェインの量が含まれていることになる
授乳中に推奨されているカフェイン量は、200㎎までとされていますので、
授乳中のココアはカフェインが少なく、大変良い飲み物になります。
ココア1杯=コーヒー1杯と比べておよそ10分の1程度のカフェイン量
です。比べるとはるかに安全ですね。ココアにはポリフェノールや血流アップ、便秘改善などたくさんの効能があります。
もちろん糖分を入れて飲むのであれば取りすぎ注意ですが、適量摂取するのであればとても良い飲み物になるでしょう。
やっぱ麦茶が一番?!
授乳中の飲み物と言えば、やはり麦茶ではないでしょうか。
麦茶・・カフェイン0でミネラル豊富
ほかにも麦茶には、以下の効果があります。
- 血液サラサラ効果
- 抗酸化作用
- 美肌効果
- むくみ改善効果
授乳中は、麦茶をメインに飲んで、リフレッシュのために炭酸やココア、コーヒーを飲むのがおススメです。
もちろん、コーヒーも1日の量を守れば問題ありません。
>>【授乳中のコーヒー】毎日何杯までならOK?コーヒー牛乳やゼリーについても調べたよ♪
麦茶の変わった飲み方
そうはいっても麦茶を飲み続けるのはけっこう飽きますよね。以下のようなアレンジをして楽しく飲むとよいでしょう。
1、牛乳割り
濃い目に入れ牛乳をいれるとおいしく飲めます。コーヒー牛乳の味わいになるのだとか。
2、レモン麦茶
レモンティの麦茶バージョンでサッパリいただけます。軽くはちみつを入れてもよいですね。
3、麦茶のソーダ割り
夏の暑い季節に炭酸水で割って飲むのがおすすめです。ほんのり甘い炭酸水をいれると飲みやすいでしょう。
終わりに
妊娠中のおすすめの飲み物でした。なじみの緑茶やココア、大好きな炭酸飲料は適量飲めば問題ありません。
ストイックになって自分にルールを課するとストレスがたまります。地味ながら効能抜群の麦茶をメインとしながら、量を守って好きな飲み物を取るのが一番よいのではないでしょうか。