「トイレトレーニング中で、うんちだけトイレでできない・・」
なかには、オムツをわざわざはいて用を足す子供もいます。
また大のほうを我慢してしまい、便秘気味になケースも。ただ、毎回布パンツを汚してしまうと処理するのが大変で辛くなります。
また、いつできるようになるの?と焦りを感じてしまいますね。そこで
楽しくトイレでウンチができるような作戦を紹介しましょう。
トイレで大便だけできない理由は?
トイレトレーニングは本当に大変なのです。当事者である親しかわからない苦悩や焦りがあります。
また、失敗したパンツを洗い続けるのはつらいものがあります。そもそも、なぜトイレでうんちだけできないのでしょうか。
排便はとても繊細なものですし、この時期の子供は、体勢にこだわりを持っていたり思い込みが激しくなるときがあります。
何も履かないで大便をする=怖い
こんな状態に近いのかもしれません。
また、
トイレに吸い込まれるような気持になって、トイレで大をできないと思う子供もいます。
いずれにしても、無理やりトイレに行かせてウンチをさせないほうがよいでしょう。
実際に大きいほうがトイレでできるようになるまで、
半年~1年以上かかる子供も多いです。
親は焦らずにゆっくり促してあげましょう。また実際にあった話ですが、
親が「うんちができるまでトイレから出たらだめ!」と怒ったことで、さらにトイレが怖くなり、6歳ころまでトイレで大便ができなくなった・・
という話もあります(知恵袋に載っていました)。そこまでする親はあまりいないかもしれません。ただ、
恐怖心を植えつけるとあまり良い方向に進まない
このような意識が大事なのです。なるべく焦らず気長に取り組みたいですね。
実際に、トイトレのおしっことうんちは、別ものとしてとらえたほうがよいのです。以下の作戦を使って、楽しくトイレでウンチができるように促してあげましょう。
《トイレトレーニング》うんちだけできないときの5つの対処法
1、素敵なパンツを用意
子供自身がタイムリーにハマっている大好きなキャラクターがついた、かわいい&かっこいいパンツを買ってその気にさせます。
「このパンツさんはきれいが良い!って言っているから、トイレでうんちできるようになったらはこうね。」
こんな風に言って、ご褒美を用意しておきます。
2、とりあえず座らせる&ほめる
出そうな時や時間帯が少しでもわかれば、
ちょっとトイレに座らせるだけでも効果的です。
一緒にママもうーんと力む姿を見せましょう。
とりあえず座ってくれたらOKとして、褒めてあげます。ママがイライラすると子供は必ず気づきます。できなくても、焦らずにのんびりいきましょう。
3、踏み台(ステップ)を使う
出そうで出ない・・排便時は大人もなんとなくナイーブになります。もちろん子供も同じなのです。トイレでうんちだけできない場合は、いきみがしにくいというところもあるのかもしれません。
また、普段ちょっと便秘傾向があるなら、踏み台を用意すると効果を発揮することがあります。踏み台は手作りでもできます。>>≪トイレトレーニングの踏み台≫おすすめのDIY手作りの方法&踏み台の必要性について考察
4、大人が姿を見せる
お父さんでもお母さんでもよいですが、大人が
うーん
としている姿を見せてあげるという方法もあります。
多少オーバーにすっきりした!と伝えて、最後はじゃーっとバイバイ!とするところまで見せましょう。
5、おまるの活用
子供によってはトイレが怖くて、うんちができないという場合もあります。その場合おまるを用意するとよいですね。
ちょっとお金がかかりますが、これでうまくいくケースもあります。まずは、
「ママが見ておまるに入るようにしてあげるから、パンツ脱いでやってみよう。立ったままでもいいよ。」
こんな風に誘ってみましょう。何も履かないでウンチをしても大丈夫とわかれば、すんなりトイレでできる子もいます。
ほかにもトイトレ関連の絵本で、とくにうんちに関する内容のものを見せるのも効果的です。>>トイレトレーニングを嫌がる2,3歳児におすすめの絵本3選~ぶっとんだ設定がウケる!
終わりに
トイレトレーニングでうんちだけできない子供への対処法でした。このようなケースも決して少なくありません。我慢してしまったり、おむつをはいてからおこなう子供もいます。
親は本当に大変な時期ですし、焦ってしまう気持ちもよくわかります。ただ、半年以上かけてできるようになればいいや~くらいの達観した気持ちでいることが大切なのでしょう。