Having a laugh / Lars Plougmann
「上の子のやきもちはいつまで続くのだろう?」
「やきもちに対してのうまい対応は?」
下の子が生まれた後で忙しいなか、
上の子が下の子に意地悪をしたり、
悪さするようになったり・・
今後が心配になるママさんもいるでしょう。
そこで、上の子がやきもちをやいて、
いわゆる赤ちゃん返りの状態になる時の
対処法や考え方をいくつか紹介しましょう。
いつまでやきもちは続く?
発達心理学的においては、
- 3歳くらいまで=「自己中心性」
自分のことが一番中心となっている時期
この時期の子供は、
下の子=『侵入者』
という感覚になっているのです。
思いやりを持たせようとしても
難しい年代でもあるのです。ですから
無理に仲良くさせたりお兄ちゃんを怒ることはしなくてよい
様子を見守りましょう。ただ、
※下の子がケガしそう!なときは阻止する
いつまでやきもちが続くのかが
気になるところですが、けんかをしたり
衝突を繰り返しながら
少しずつ成長してきます。
徐々に周りに対して思いやりを
持てるようになってくるものです。
≪上の子のやきもち≫対応策3選
1、上の子と下の子の“甘える時間”を作る
できればママ以外のパパや祖母祖父に
協力してもらい、赤ちゃんの面倒を
見てもらいます。そのときに、
じっくりと上の子との時間を作り、いっぱい甘えさせてあげるとよいですね。
そして少しずつ
下の子もママとの時間が
必要ということを伝えていきましょう。
2、お手伝いしてもらう
「なんで泣いているかな?」
「おムツ取ってこれるかな?」
などの声掛けをして、上の子も
一緒に育児にかかわるようにするとよいでしょう。
brother and sister / crimfants
上手にオムツを取ってきてくれたり
お手伝いをしてくれたら、
たくさん褒めてあげるとよいですね。
そのうち「お腹がすいたからミルクあげて。」
なんて言ってくれるようになります。
また授乳やミルクをあげているときに
「赤ちゃんを一緒にささえていてね!」
とお願いするのもよいですね
(実際は必要ないですが)。
僕も私もお世話しているんだ!
という気持ちになれるでしょう。
3、同じ年の子と遊ぶ機会を作る
上の子と同じ年頃のお友達と
関わる機会を作ると人間関係が広がる
下に小さいお子さんがいると
なかなか大変ですが
- 子育てサロンに行く
- 公園に行く
- ママ友と交友する
などの機会を作って、
お友達を遊ぶ時間を作りましょう。
上手に発散できたり社会が広がると、
下の子への見方も少しずつ
変化していくのではないでしょうか。
上の子への上手な伝え方
1、下の子と喧嘩した場合
例えば下の子が上の子のおもちゃを
欲しがりけんかになった時は、
「○ちゃん、お兄(姉)ちゃんのことが好きだから真似したいんだね。」
という伝え方をするとよいですね。
もちろんケガするようなことは
避けなければなりませんが、
すぐに叱らないでください。
2、上の子が待てた時
下の子のオムツ替えや授乳のときに、
上手に待ってくれたら
「○君が待ってくれたから
ミルクを飲むことができて助かったよ。
ありがとう。」
「きちんと待てたね。」
お母さんがうれしかったという気持ちや、
子供の行動(プロセス)を
褒める言い方をするとよいですね。
>>《二人目の離乳食作り》適当だけど栄養面でも安心の作り方&便利食品5選
終わりに
上の子のやきもちへの対応策でした。
下の子が生まれた直後はなかなか大変です。
しかし子供はいろいろな経験を積んで
少しずつ成長していきます。
いつで続くのだろう・・と
時として悩んでしまうことが
あると思います。そんなときは、
ぜひ上記の対応策を試してくださいね。