赤ちゃんのおむつを替えるときや動かしたときに、肩や腕、股の関節や骨がポキポキ鳴るので大丈夫かしら?と、心配になることはありませんか。
赤ちゃんを抱っこした時などに、膝や足からボキッと音がすると、関節が外れているのかと悩みますね。実は、
ある時期、赤ちゃんに関節が鳴ることはよくあることなのです。
そこで、赤ちゃんの関節が鳴る原因や時期について詳しく紹介しましょう。
※関節がポキポキ鳴る部位は?
生まれて数か月頃の赤ちゃんを抱っこしたり、お着換えのときなどに、
関節がぽきっとなるということは、多くの赤ちゃんに比較的よく起こる現象です。
- 肩
- 股
- 腕
- 肩
- 首
など、いろいろな部分に起こります。赤ちゃんがポキポキ鳴るのは、実は以下のような原因があるのです。
※赤ちゃんの骨が鳴る原因
赤ちゃんの関節は、大人よりも柔軟でゆるい
ことが多いのです。そのため、
骨と骨の間の空気が弾ける音が、より響きやすくなる
と考えられています。
結果、パキパキやポキッと音がしやすいのです。座っている状態から抱っこをしたり、おむつ替えの時に動かすとそのような音がすることが多いのは、骨と骨の摩擦によるものなのです。
赤ちゃんが
- 機嫌が悪く大泣きする(いつまでも泣き続ける)
- 動かない
このような状態でなければ、気にしなくても大丈夫
万が一骨折していたら、泣き出すでしょう。大人でも骨折は痛くて辛いものです。赤ちゃんが元気で活発に動くようでしたら何も問題ありません。
※いつまで鳴るの?
そこで気になるのが、いつごろまでポキポキと音が鳴るのか?ということですね。個人差はありますが、
産後半年~1年の間くらいに自然に鳴らなくなり、ママさんも悩んでいたこと自体忘れていることも少なくありません。
心配であれば、検診のときや、小児科に受診する際に確認しましょう。
※股関節が鳴るときの注意点
赤ちゃんの股関節の音が鳴る場合、念のために以下の点をチェックしましょう。
- 左右の足の長さに差がある
- 大きく股を開いたときに音が鳴る
- 足の動きが鈍い
- 太もものしわの数が左右で異なる
骨が鳴る以外にも上記のような症状があるようでしたら、股関節脱臼の疑いがあります。
そのような場合は、小児科や小児整形外科を受診して関節可動域をチェックしてもらうとよいです。
この股関節脱臼のチェックは、産後すぐの検診や生後3~4カ月の赤ちゃん検診でもおこなっています。
ですので大丈夫とは思いますが、気になるようでしたら、再度チェックしてください。
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終わりに
以上のように、この時期の赤ちゃんの関節や骨がポキポキっと鳴ることは、よくあることです。
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- 赤ちゃんがいつもと変わらない感じだったり、見た目的に体に異常がなければ気にしなくてOKです。
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特に初めてだといろいろなことが心配になりますが、赤ちゃんがご機嫌で、よく動くようでしたら問題ありません。様子を見守りましょう。