「将来は自分で考えて行動できるような
自主的な人間になってほしい・・」
親としては誰でも子供に
思うことでしょう。ただ最近は、
指示が出ないと動けない指示待ち人間が
増えているのだとか・・。
なるべく自分の力で生き抜く精神を
身につけてほしいものです。そこで
幼いころから養いたい子供の
自主性を高める3つのポイントを紹介しましょう。
子供を指示待ち人間にしないためにしたい3つのこと
1、待つ
子供が何かしようとしているときに、
ついつい先回りしてあれこれ
注意してしまうことがあります。
とくに一人目のお子さんの場合、
気になって口をだしてしまったり
行動してしまうことがあります。
しかし、ぐっとこらえて、
なるべく指示だししないように
しましょう。当然ながら
親の指示出しが多くなる
→子供は指示待ち人間になりやすい
この「待つ」ということが、
意外とできていないママ&パパが
少なくありません。時には意識して、
子供のペースに合わせて待ちましょう。
2、見守る
子供は、見た手遊びやごっこ遊びが
大好きです。さらに紙で
何かを作ったり工作したり・・。
子供には立派な作品を
作っているつもりなのです。
そんな遊びを自由にさせてあげる時間を
作りましょう。遊びを見守り続けると、
将来自発的な行動が
できるようになるのです。
※危ない行為には気をつけて!
もちろんケガをする恐れがある場合や、
誰かに迷惑をかけるようなことは
させないように注意して、
それ以外は見守るとよいですね。
実際に小学生低学年ころになっても
見立て遊びが大好きです。
>>『ごっこ遊び』3つの効果~小学生になってもけっこうやります
3、質問する
あえて次になにをすべきかを
問うようにするというのも方法です。
「外から帰ったら何するんだっけ?」
「おやつの前には何するのかな?」
簡単な行動なら子供もわかり
答えてくれることがあります。で
きたら褒めてあげましょう。
また
「砂遊びと鉄棒どっちがよい?」
というように、二択を子供に選ばせるという
方法がおすすめです。どちらでも
良いことを親が決めてしまわないで、
子供の気持ちにまかせるとうことです。
指示待ち人間が増えた理由は?
白梅学園大学,白梅学園短期大学学長の汐見稔幸先生は
指示待ち人間が増えた原因→昔よりも子供が自由に遊ぶ場が少なくなったから
というように述べています。
実際に、ここなら大声出しても
ボールをけっても何してもいいよ~!
という場は少なくなりました。
家の近くにはないという人が
多いでしょう。
以前に比べ何かと文句を言う人も
いるので、つい親は「だめ!」
と口出ししてしまう・・という
時代背景が、指示だし人間を
生み出す要因となるのです。
現代はライフスタイルは
豊かになっているのかもしれませんが、
子供にとって自由な場所は
減少しているということなのです。
少しさみしい話ですね。
>>【子供への良い褒め方5選】バリエーションをもたせて楽しく子育てを♪
>>【幼稚園を嫌がるとき】NLP心理学から学ぶ3つの対処法~行きたくない原因は?
終わりに
子供を指示待ち人間にしないために、
自主性を高めるために親がしたいことでした。
なかなか待つという行為が
できていない場合もあるでしょう。
いつもいつもとはいかないまでも、
できるときや余裕のあるときで
かまいませんので、子供が
好きなように遊ばせてあげる
時間を作ってあげてくださいね。