Everett / Kevitivity
「うちの子手づかみ食べをしないんだけど・・」
「手がベタベタになるのが苦手みたいで嫌がる・・」
手づかみをしないで、お口を開けて待っている赤ちゃんが心配になるママやパパもいるのではないでしょうか。
ほかのお子さんと比べて焦ってしまいますね。実は
手づかみ食べをしない場合、いくつの原因が考えられます。
対処法もありますのですので紹介しましょう。
子供が手づかみ食べをしない3つの原因
1、まだ時期が早い
子供の発達段階において、
単純に手づかみ食べする時期が早いので、まだ興味がないということが考えられます。
保健センターなどでは10ヶ月ころから手づかみ食べをおすすめしています。ただ、その子その子で、個人差があります。
なかには、
1歳半ごろになり急に目覚める子供もいます。
その子の個性と思いのんびりかまえましょう。
2、子供が手づかみ食べが嫌
手がべたべたになる感じが嫌で、手づかみ食べを子供自身が嫌がるケースもあります。無理をしないで、続けてみて様子をみましょう。
なかには、おせんべいやボーロは手で食べるのに、おにぎりやポテトなどのご飯にすると、お口を開けて待っているお子さんもいます。
3、食が細い&お腹がすいていない
また、食が細いタイプのお子さんで、あまり食べることに関心がないと、手づかみをしないこともあります。
手でつかんでも遊び始めてまったく口に入れない・・というママにとって悲しい展開になることもあります。なかには、
卒乳や断乳をした後、急に手づかみ食べをするようになった!
なんてお子さんもいます。お腹がすくようになり、本能で突然食べ始めるのかもしれませんね。
では次に、手づかみ食べをしないときの対処法をいくつか紹介しましょう。
手づかみ食べをしない場合の対処法
1、ママが手づかみ食べをする
おにぎりやふかし芋などを、ママが手で持って食べると真似をしてくれ自分も手でつかんで食べることがあります。できる範囲でおこなってみてください。
子供に食べさせるのに必死で、ママは一緒に食べてないという場合も多いんですよね。余裕があるときに、ママも一緒に食べてみてはいかがですか。
2、ママの口にアーンしてもらう
子供と一緒に手で食べ物を持って、ママの口に入れてアーンしてもらいましょう。
「次は〇ちゃんの番だね。」と言って、今度は子供の口に入れると、自然とお口に入れてくれるかもしれません。
遊んでばかりでなかなか食べてくれない子供に試してみるとよいですね。
3、手づかみ食べ以外のことをする
- 折り紙
- 粘土
- 砂遊び
手に刺激を与える遊びをすることで、手づかみ食べの代わりになることもありあます。
なかなか手づかみをしないなら、ほかの方法をおこなうのも一つの方法です。
ママが気乗りしない場合
“Alrighty Then, Where Is The Grub” / chefranden
正直、ママ自身が手づかみ食べって必要なの?と気乗りしないケースもあります。
実際にあまり手づかみさせずに、スプーンやフォークに移行するママもいるのです。
ママがどうしてもストレスを感じたり、食べ物をつかむことに抵抗があるなら、無理しなくてもよいのではないでしょうか。
保育士さんの中には、手づかみ食べは、必ずしなくてはならないものではないと言っている人もいるのです。
あまり手づかみ食べに気乗りしないなら、
- 3回の食事のうちのどこかで手づかみメニューを与える
- 汚れにくいものを与える
ような方法でも良いのではないでしょうか。実際に一世代前までは、ここまでつかみ食べを勧めてはいなかったハズです。
つかみ食べをあまりしないでも、3,4歳になれば特に問題がある・・ということもなく普通に成長するでしょう。
全く手づかみ食べをさせないのはやはりよくないですが、ママのストレスがかからないようにタイミングを見て与えるのも一つの方法だと思います。
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終わりに
手づかみ食べをしないと周りの子供を比べて、つい心配になることがあります。ただ、まだ時期が早いこともありますし、子供自身の性格もあるのです。
また、必ずしなくてはならない・・と構えることもないでしょう。あまり神経質にならないで、おおらかな気持で取り組むのが一番よいですね。