「赤ちゃんが目を離したすきに、紙やティッシュを食べちゃった!」
ちょっと目をはなした際に、ティッシュを口にもぐもぐしているのを見て、焦るママさんもいるのではないでしょうか。
注意しているつもりでも、ちょっとしたスキにいたずらするようになりすね。飲み込んだとわかったらママは、どうしたらいいのか検証しました。
紙やティッシュを食べたらどうする?
紙やティッシュなどの少量の誤飲でしたら、それが原因で便秘にや嘔吐などになるとは考えにくいです。
赤ちゃんが機嫌が悪いなどの変化がなく、ご機嫌でしたら、口に入れたとしても様子を見るとよいですね。
実際に排泄物と一緒に外に出されていることが多いのです。ですから、翌日以降のおむつの中身を確認しましょう。
飲み込んだ量が心配なら、
- 小児科に相談
- 夜間や休日なら→小児科救急電話相談♯8000にコール
するとよいですね。
ただ、いつでも手の届くところに紙やティッシュがある環境は見直したほうがよいです。ひんぱんに口に入れるようなら、やはり対策をしましょう。
- 新聞紙
- チラシ
- ティッシュペーパー
などは、体に良いものではありません。目の届かない高いところに移動しておくのとよいでしょう。
また、赤ちゃんが口に入れたら、
- 「これは食べるものじゃないよ。べーしようね。」
- 「こっち(口に入れても安全なもの)をあげようね。」
と声掛けしましょう。なんでも口に入れる年代ですので、怒らないで優しく興味の先を変えるのが理想です。
絵本を食べる場合
Day 281: “Bookish” / seanmfreese
絵本も角をカミカミ&ナメナメして、いつのまにか溶けてしまってなくなっている・・なんてケースも多いものです。
だからと言って、絵本を取り上げてしまうのは悲しいものです。絵本の楽しさや良さは、ぜひ赤ちゃんに伝えていきたいですね。
普通の絵本は口に入りやすいので、赤ちゃんには
ボードブック
を与えるようにしましょう。
ボードブック=赤ちゃんや幼児向けの表紙や中身が厚紙(ボード)で作られている本
有名なボードブックで、エリックカールさんの“はらぺこあおむし”がありますね。ほかにも
いしかわこうじさんの“かくれんぼシリーズ”
とだこうしろうさんの“赤ちゃん絵本セット”
などいろいろ種類があります。
くだものいろいろかくれんぼ [ いしかわこうじ ] |
これらボードブックは表紙だけでなく、中身のページの紙も分厚いので、赤ちゃんに与えやすいのです。
最近は、図書館や子育てサロンでも、ボードブックを扱うようになってきています。ぜひ調べてみてください。>>【幼児への絵本の読み聞かせ~5つのコツ】“めくるのが好き”&“破る”問題の対処法
※普通の絵本の場合
ボードブックではなく普通の絵本の場合は、お母さんが一緒にそばにいて、楽しく声掛けしましょう。
「絵本は読むものだよ~。」と伝えながら、挿絵に興味を向けるように仕向けるとよいですね。
大げさにアクションしたり声色を変化させると、『なめること』から、『絵本本来の楽しさ』に興味を移すことができるでしょう。
紙を食べるのはいつまでに終わる?
なんでも口に入れる時期はいつまで続くの?と気になりますね。個人差がありますが、1歳半を過ぎれば徐々に口に入れなくなります。
紙類は身近にあるものなので、もっと早い時期に、食べなくなる子供もいます。>>赤ちゃんの「なめる行為」はいつまで続く?やめさせるべきなのか?
また、3歳ころでもなんでも口に入れる癖が出てくる場合もあります。個人差がありますので、「口に入れるものではない。」と言い続けることが大事ですね。
>>【おもちゃの消毒】おススメの方法3選~エタノールは使える?いつまで必要?
>>【オーボールラトル】0歳児に人気のオモチャ!おすすめサイズ&遊び方は?
終わりに
赤ちゃんが紙やティッシュを口に入れたときの対処法でした。チラシ類や新聞、てティッシュなどは、やはり高いところにおいておきましょう。
絵本に関しては、興味を持っているならぜひみてほしいですね。赤ちゃんのそばから離さないで、読ませてあげてくださいね。