冬の季節が近づくと、インフルエンザが心配になり毎年予防接種をするという家庭もあるでしょう。そこで二回目の間隔について悩むことはありませんか。
2回目の間隔のベストな時期っていつ?と気になりますよね。またなかには、間で風邪をひいて、4週間以上空きすぎちゃった!という場合も。そこで
インフルエンザの予防注射の2回目のもっともよい間隔と、空きすぎちゃった場合について考察しました。
参考にしてください。
《インフルエンザ予防注射の2回目のベストな間隔》
インフルエンザワクチンは実は不活化ワクチンですので、1回目のあとで1週間あければ二回目を打つことは可能です。
ただ、多くの場合
2回目の接種は2~4週間後
と病院では推奨されているハズです。
実は1回目の接種後、より高い効果を高めたいなら、抗体価がピークする時期、3~4週間後に二回目を打つのが望ましいとされています。
インフルエンザワクチンの用法及び用量に関連する接種上の注意を見ると
「2回接種を行う場合の接種間隔は、免疫効果を考慮すると4週間おくことが望ましい。」
とされています。まず1回接種すると、その後2週間後くらいから有効な抗体価が上昇して、4週間ころでピークになるのです。
そこでさらに、2回目のインフルエンザのワクチン接種をすると、より高い抗体価がゲットできるというわけです。これを追加免疫効果・・ブースター効果といいます。ですので
二回目接種のベストな間隔は4週間後くらい
ただ何が何でも4週間後とストイックに考えなくてよいです。3~4週間後くらいでもよいと感じています。
インフルエンザワクチンを打っても、型が合わなければインフルになる可能性があります。予防接種しておけば、軽く済むこともありますが、打っていても高熱が続くお子さんもいますので。
あまり予防接種を過信せずに、日々のうがい手洗いや、人込みに行かないなどの生活上の予防が大事になってくるのです。
※2回目の間隔が空きすぎても打っていいの?
1回目の予防接種を打った後で、子供が風邪をひいたりすると、あっという間に4週間以上過てしまうことがありますよね。なかには1か月や2か月過ぎてしまうことも。
二回目の間隔が空きすぎてもよいの?と思う人もいるでしょう。結論から言って、
4週間過ぎて、5週目6週目でも二回目の接種を受けたほうが効果がある
1か月以上間隔が空いてもいいので、受けるとよいですね。8週目までは大丈夫と言っているお医者さんもいますので。
ただ、さすがに3か月もたつと、インフルのピーク時期が過ぎてしまうことが予想されますが。まだ3月、4月まで先という時期なら、予防の意味で2回目を受けてもよいと感じます。
経験談
我が家の場合、子供に1回目のインフルエンザの予防接種を受けさせて、その後風邪をひいてしまい、なかなか二回目の接種が行けなかったことがありました。
そのあとも、水ぼうそうになり、結局春先になり一回で終了といったがときがありました汗。インフルにならなかったので良かったですが、小さいお子さんがいると、こういうケースもけっこうあるあるです。
インフルエンザの予防接種の効果
インフルエンザウイルスは、実際200以上の種類があり、そのなかから昨年度のデータをもとに、型を予想してワクチンを作っているのだそうです。
ですので、実際に流行した型とワクチンの型があっていれば予防効果が高いですが、その逆だとものすごい効果は期待できないのです。ですので、
予防接種の間隔期間をあれこれ考えても、感染するときは感染する
という気持ちでいるとよいと思います。あまり真剣になりすぎずに、接種のスケージュールを決めながら、臨機応変に対応するとよいかと。
もちろん、ちょっとでも感染のリスクを避けたいというのであれば、予防接種を打つのはよいことだと感じます。
予防接種を打っても打っていなくても、当然ながら、自宅での対策をしっかり整えることが大切です。
- うがい手洗い
- 人ごみに出かけない
- 食事をしっかりとる
- 睡眠をしっかりとる
冬の季節はとりわけ上記に気をつけて、お子さんも親も免疫力を高めていきたいですね。
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終わりに
インフルエンザの予防注射の2回目のベストな間隔についてでした。ベストなタイミングは4週間後になります。
また2回目まで空きすぎちゃってもOKです。風邪になると、なかなか二回目が受けられないですよね。春まで先で心配なら、打っておくとよいですね。